コントレラス捕手、ワールドシリーズMVP

4:07 AM UTC

【ブルワーズ4−1レイズ】セントピーターズバーグ/トロピカーナフィールド、10月28日(日本時間29日)

ブルワーズのウィリアム・コントレラス捕手(28)が、2026年ワールドシリーズのMVPに選ばれた。ブルワーズは第5戦でレイズに勝利し、球団史上初の世界一を達成。コントレラスは攻守にわたる活躍で栄冠獲得に貢献した。

球団創設58シーズン目で悲願の初優勝を成し遂げたチームを、コントレラスは精神面でも引っ張った。レイズとのシリーズでは打撃と捕手としての守備の両面で力を発揮した。

コントレラスは打撃で21打数8安打(打率.381)、二塁打1本、4打点を記録した。捕手としては自動ボール・ストライク判定チャレンジシステム(ABS)で13回中10回のチャレンジに成功し、成功率は77%。さらに9度の盗塁企図のうち4度を阻止し、レイズの大きな武器だった機動力を封じた。

コントレラスは球団通訳のダニエル・デ・モンデセール氏(28)を介し、チームメートとパット・マーフィー監督(67)への感謝を口にした。

「今の気持ちをどう言葉にしていいのか分かりません。ただ、チームメートにもマーフィー監督にも感謝しています。みんなにありがとうと伝えたいです」

ワールドシリーズを通じて数多くのABSチャレンジを成功させたコントレラスは、経験と強力な投手陣をその理由に挙げた。

「自分でもよく分かりません。魔法のようなものです。僕は毎日マスクをかぶっています。うちの投手たちはみんな本当にすごい球を投げますから。それにも助けられました」

コントレラスは、その強力な投手陣を巧みにリードした。特に、ナ・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補に挙げられる剛腕ジェイコブ・ミジオロウスキー投手(24)や、ワールドシリーズ史上屈指の好投を続けた救援陣を支えた。その中心には、今ポストシーズンで計18回連続無失点の記録を樹立した左腕アーロン・アシュビー投手(28)がいた。

ワールドシリーズの重圧や感情の高ぶりにどう対処したのか。ミジオロウスキーは「ビルのおかげです」とコントレラスの愛称を挙げ、こう続けた。

「今週はずっと話し合い、この瞬間を迎えることを想定していました。本当に素晴らしいです。彼がいなければできませんでしたし、今シーズンずっと一緒にやってこられたことも素晴らしかったです」

「すべて、ここにいる彼のおかげです。彼は毎日試合に出て、このチームは彼なしでは成り立ちません。本当にすごい選手です。毎日勝負したいと思っているし、チームの仲間のためなら命も懸ける覚悟がある。誰のためでも、できることは何でもする。僕たちにとってブルドッグのような存在です。みんな彼が大好きです」

アシュビーは、コントレラスへの信頼と愛情をこう表現した。

コントレラスはメジャー7年間でオールスター選出3度、シルバースラッガー賞受賞2度。最初の3年間はブレーブスに所属し、2021年のワールドシリーズ優勝メンバーにも名を連ねた。ただし、アストロズと対戦した同年のワールドシリーズには出場していない。

2026年にはベネズエラ代表の一員としてワールドベースボールクラシック(WBC)でも優勝。さらにブルワーズでワールドシリーズ制覇を達成し、MVPにも選ばれた。

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