プエルトリコのモリーナ監督がMLBでの監督就任に意欲

母国を2大会連続で準々決勝進出に導く

12:50 AM UTC

ヤディアー・モリーナはメジャーリーグで監督をやりたいという希望を隠そうとしていない。カージナルス時代の同僚であり、2人一緒に語られることも多いアルバート・プホルスも同様だ。

2026年のワールドベースボールクラシックにおいて、モリーナはプエルトリコ、プホルスはドミニカ共和国の監督を務め、ともにチームを準々決勝進出に導いた。これにより、モリーナはメジャーリーグの球団が自身の手腕に注目してくれることを期待している。

「私たちがどのように準備をして、どのように物事を運営したか、メジャーリーグの球団が見てくれていることを願うよ」とモリーナ。「アルバートは真の野球人だ。私は彼の成功を願っている。彼がドミニカ共和国のチームを率いて、マイアミで素晴らしい結果を残しているのは明らかだ。メジャーリーグの球団がそうしたことに目を向け、いつかチャンスを与えてくれることを願っているよ」と語った。

モリーナが率いるプエルトリコは、14日(日本時間15日)にダイキンパークでイタリアと対戦する。プエルトリコは地元サンフアンで行われた1次ラウンドにおいて、ロースター編成に苦戦しながらも3勝1敗で見事に準々決勝進出を果たした。保険の問題もあり、フランシスコ・リンドーア、カルロス・コレア、ホゼ・ベリオス、ビクター・カラティニといった主力選手が出場できなかったが、彼らもグループチャットを通じてチームに参加し、大会に出場している・していないにかかわらず、チーム一丸となって戦っている。

プエルトリコの三塁手ノーラン・アレナドは、ロースター編成の問題を乗り越えて、3勝1敗でプールAを突破できたことについて「モリーナのおかげ」と明言した。

「すべてヤディから始まるんだ」とアレナド。「言い訳は一切しない。勝利に向かって集中し続け、フィールドに出てプレーすることに集中する。このチームは常にそうしてきた。このチームはみんな黙々と、信じられないくらいに集中している。それがプレーにも表れているんだ」とチームの強さの秘訣について語った。

43歳のモリーナがワールドベースボールクラシックでプエルトリコの監督を務めるのは今回が2度目。前回大会でもプエルトリコを準々決勝進出(ベスト8)に導いた。現役時代はオールスター選出10度、ワールドシリーズ制覇2度の輝かしい実績を誇り、歴代トップクラスの守備力を持つ名捕手として活躍。引退後はベネズエラのプロ野球リーグで指揮を執るなど、監督としてのキャリアを積み重ねてきた。今季は古巣カージナルスのハイム・ブルーム編成本部長からラブコールを受け、特別補佐に就任している。

こうした経験は、豊富な実績を持ち、誰からも尊敬される選手のキャリアをさらに強固なものとし、いずれはメジャーリーグの監督としての成功につながっていくだろう。

しかし、まずは何よりも、イタリアとの準々決勝に勝たなければならない。

「自分たちの実力を過信してはいけないし、どんな相手でも過小評価してはいけない。それは分かっているよ」とモリーナ。「相手のことはリスペクトしている。でも、私たちにも才能豊かな選手が揃っているし、その才能を発揮するためのエネルギーと努力も十分にある」と自身が率いるチームへの自信を示した。