【マーリンズ2-5アストロズ】ヒューストン/ダイキンパーク、7月22日(日本時間23日)
三冠王を獲得する可能性について語るのは、もう終わりだ。ヨーダン・アルバレスは自らの打撃でその可能性を示すことを望んでおり、現在の圧倒的な結果が何よりも雄弁に物語っている。
この日のマーリンズ戦でも、同点の八回にその打棒が火を噴いた。エースのサンディ・アルカンタラから左中間フェンスを越える2ランを放ち、アストロズを勝利へ導いた。チームはホームでの3連戦をスイープした。
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アルバレスにとってMLBトップとなる今季34号だった。77打点もMLB最多で、三冠王の残る一部門でも打率.328でア・リーグ首位に立っている。
「今はただ野球をすることだけに集中している。シーズンはまだ2カ月以上残っているので、三冠王についてはもう話さない。そのことについて、これ以上質問には答えたくない」とアルバレスは語った。
アストロズは本拠地でオリオールズにスイープされ、借金が7まで膨らんだばかりだった。トレード期限で補強する立場に回るべきなのか、疑問の声さえ上がっていた。スター遊撃手のジェレミー・ペーニャは「ここから巻き返す時だ」と公の場でチームに奮起を促していた。
マーリンズをスイープしたことで、アストロズはア・リーグ西地区首位のレンジャーズに再び2ゲーム差まで接近した。週末にはシカゴで、ア・リーグ中地区首位のホワイトソックスとのシリーズに臨む。
「スイープされたら、今度は自分たちが相手をスイープするということだ。見事な立て直しだった。良い内容だったと思う。強いマーリンズを相手に、しっかりと巻き返すことができた。球界屈指の投手にも勝った。ボルチモアでの戦いを受けて、選手たちもチーム全体も非常に良い反応を見せたと思う」とジョー・エスパーダ監督は語った。
この日4打数3安打を記録し、3試合連続本塁打を放ったペーニャによると、オリオールズにスイープされた後、クラブハウスで選手同士が特別な話し合いをしたわけではなかったという。シーズンが手の届かないところへ行きかねない状況であり、結果を出す時だということは全員がすでに理解していた。
「求められているのは勝つことだ。どうすればそこへたどり着けるのか。全員が毎日球場へ来て、その答えを見つけようとしている」とペーニャは語った。
アルバレスの勢いに乗っかることも、非常に有効な戦い方だ。
アルカンタラは97球を投げた状態で八回のマウンドへ上がり、ペーニャに安打を許した。続くアルバレスはカウント1-1から速球を捉え、左中間フェンスを越える勝ち越し2ランを放った。スタットキャストによる推定飛距離は394フィート(約120.1メートル)だった。さらにイザーク・パレイデスが左翼へ高々と舞い上がる本塁打を放ち、アルカンタラは108球で降板した。
「アルカンタラはあの打者たちに真っ向勝負を挑む。彼はそういう投手だ。アルバレスの話題が多くなるが、ジェレミーも非常に重要な存在だ。彼が出塁すると、ヨーダンの打席では(一、二塁間の)スペースが空くことが多く、そこを抜く安打も打てるようになる」とエスパーダ監督は語った。
「そしてパレデスもいる。ヨーダンの後ろを打つ危険な打者で、大事な場面で安打を放ち、質の高い打席を見せている。打線上位を担うあの3人は、リーグでも屈指の存在だ」
ペーニャの貢献も見逃せない。左ふくらはぎの張りで負傷者リストに入り、9試合を欠場した期間を挟みながらも、6月15日以降に出場した21試合で打率.354、出塁率.395、長打率.608、6本塁打、16打点を記録している。アストロズはペーニャが出場したその21試合で13勝8敗だ。
「先頭打者としての自分の仕事は、出塁することだとしても、その日の投手の状態を見極めることだとしても、とにかくチームに流れを作ることだと思っている。ヨーダンは本当に特別なシーズンを送っている。彼が打席に立つ時には、当然塁に出ていたい。複数の得点が入る可能性があるからね」とペーニャは語った。
アルバレスは2022年に記録した自己最多の37本塁打に迫っている。また、チームのシーズン104試合終了時点で34本塁打は、アストロズの選手として歴代2位。1994年にナ・リーグMVPを受賞したジェフ・バグウェルが、最初の104試合で35本塁打を放っている。アルバレスは現在9試合連続安打中で、その間は33打数17安打、7得点、5本塁打、10打点を記録している。
「彼は今メジャーで1番の打者だよ」とアルカンタラも称えた。
