【レッドソックス4-0メッツ】ニューヨーク/シティフィールド 7月11日(日本時間12日)
開幕序盤は低迷したレッドソックスが、球宴前に巻き返しを見せ、8連勝。その快進撃の中で、吉田正尚(32)も存在感を増している。
メッツ戦に「5番・指名打者」で先発出場した吉田は、2点リードの八回に右翼席へ今季3号2ランを放ち、チームの8連勝に大きく貢献した。前日の試合では勝ち越しの2点適時二塁打を放っており、2試合連続で勝負どころの一打を記録した。
2026年オールスターは7月14日(日本時間15日)開催!
今季は出場機会が限られる時期が続いた。それでも右投手との対戦が増えた今回の遠征ではスタメンに名を連ね、結果を残している。
チャド・トレイシー監督代行も「この遠征では右投手との対戦が多く、吉田を起用する機会が増えた。本当に素晴らしいスイングを続けているし、あのホームランは試合を楽にしてくれる大きな一発だった」と評価した。
試合後、吉田は本塁打の場面を「追加点が欲しい場面でしたし、1球で仕留めることができました。(打球が)切れなければ、(入ったと思った)という感じでした」と振り返った。
限られた出場機会の中でも状態を維持している理由については、「打撃ケージでは基本に立ち返って練習していますし、打席では好球必打という気持ちで、打つべき球を強く振り続けることを意識しています」と説明。今季は四球率も向上しており、打席でのアプローチにも変化が見られている。
先発エドゥアルド・リベラは、試合当日にトリプルAから昇格し、急きょメジャー初先発。「朝、ニューヨークに来るように言われたので、(ボストン郊外から)Uberで来ました」と明かした左腕は、3回2/3を1安打無失点と期待に応える投球を見せた。四回には一塁で先発出場したユーティリティーのアンドルー・モナステリオが先制2ランを放ち、中継ぎ陣もメッツ打線を完封した。
これでレッドソックスは直近15試合で13勝目。借金14まで落ち込んでいたチームは一気に巻き返し、ア・リーグのワイルドカード圏まで0.5ゲーム差に迫った。1前半戦最終戦に勝てば、遠征9戦全勝。最高の流れでオールスターブレークを迎える。
吉田も「(ブレーク中は)しっかりリフレッシュして、後半戦もチームの勢いに乗って上を目指したい。しっかり調整して頑張ります」と力強く語った。