山本由伸、オリオールズ戦で6回3失点で5敗目、ドジャース反撃は及ばず

June 21st, 2026

オリオールズ3−2ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、6月20日(日本時間21日)

山本由伸(27)が歴史的快挙に挑む見込みがない事実は、序盤の段階で極めて明白になった。

山本が一回の2死からピート・アロンソ(31)に四球を与えた時点で完全試合の可能性は消滅した。その後、二回先頭のレオディ・タベラス(27)に単打を許し、初安打を浴びた。

最初の2イニングだけで、山本は過去2度の先発登板を合わせた走者数に匹敵する4人を塁に出した。しかし、オリオールズが最近のどの対戦相手よりも苦しめたものの、山本は6回3失点、6三振に抑え、ドジャースに勝機を残した。試合は1点差で敗れたが、21日(同22日)の最終戦でカード勝ち越しを懸けて戦う。

結果的に山本は5敗目(7勝)を喫した。

過去2度の先発登板で、山本は歴史的快挙の寸前まで迫っていた。2009年のマーク・バーリー(47)に並ぶメジャーリーグ史上2番目に長い連続打者凡退を記録し、ユスメイロ・ペティット(41)が2014年に記録したメジャー記録である46人連続アウトに1人及ばなかった。前回登板では完全試合まで残り4アウト、ノーヒットノーランまで残り3アウトだった。

デーブ・ロバーツ監督(54)は試合前に「彼は今、良いリズムに乗っている。数試合前の先発登板までは何とか切り抜けている状態で、投球の精度という点では良い状況ではなかった。しかし、直近の数試合は本当に素晴らしい。マウンドに上がるたびにノーヒットノーランを達成するのではないかと思う」と期待した。

山本が自身に対してそのような高い期待を設定している一方で、ドジャースは勝利するためにエースに完璧に近い投球を求めるべきではない。ドジャースの投手陣は今季メジャー最高クラスだが、チームが投手陣の圧倒的な投球に過度に依存する時期もある。

20日(同21日)の敗戦前まで、ドジャースはベストな状態でのプレーができていなかったにもかかわらず、1点差で4連勝していた。ロバーツ監督は主に、打線が本来の能力を発揮できていない点を指摘した。

ロバーツ監督は19日(同20日)、「余裕がなく、本質的に完璧でなければならない時がある。しかし、攻撃陣として試合を決定づけるチャンスがある時もあり、それも実現しなければならない。私たちはその点をさらに改善していく必要がある」と話す。

20日(同21日)はドジャースに「余裕がない」状況に近かったかもしれない。山本がオリオールズとの対戦は、昨季9月にボルティモアでノーヒットノーランまで残り1アウトに迫って以来初めてとなった。再戦となったこの試合で山本ははるかに打たれやすかった。オリオールズは山本から6安打し、二回にコービー・メイヨ(24)の野選の間に1点を先制すると、四回にはブレイズ・アレクサンダー(27)の2点二塁打で追加点を挙げた。

一方、オリオールズの先発であるトレバー・ロジャース(28)は手出しできない状態に近かった。7回1安打無失点、2四球に抑え、対戦打者を最少人数から2人多い数にとどめた。大谷翔平(31)が九回の先頭打者としてソロを放ちドジャースは1点を返したが、同点およびサヨナラの走者を出す反撃にもかかわらず、2試合連続のサヨナラ勝ちはできなかった。