【ブルージェイズ1-5ドジャース】トロント/ロジャースセンター、10月25日(日本時間26日)
山本がNLCSで完投するまでは、ポストシーズンで完投したのは2017年のALCSでのジャスティン・バーランダーが最後だった。だが、いまやわずか2週間足らずで2度も完投が見られたことになる。
そんな歴史的な夜を彩った8つのデータを紹介する。
・山本は、2001年に3試合連続完投したカート・シリング以来となる、ポストシーズンで2試合連続完投を記録した。1993年以降、この記録を達成したのはシリングと山本の2人だけ。
・ドジャースの投手としてポストシーズンで連続完投を達成したのはこれが8例目であり、最後に達成したのは1988年に3試合連続完投を果たしたオーレル・ハーシュハイザーだった。さらにさかのぼると、サンディ・コーファックス(1965年、1963年)、サル・マグリー(1956年)、ジョニー・ポドレス(1955年)、ウィット・ワイアット(1941年)、シェリー・スミス(1920年)が続く。
・山本は尻上がりの投球で、三回1死からの20打者を連続で打ち取った。エライアス・スポーツによると、ポストシーズンで試合最後の打者20人以上を連続で打ち取った投手は史上4人目。他は、1956年のワールドシリーズ第5戦で27人全員を完璧に抑えたドン・ラーセン、1926年のワールドシリーズ第2戦で21人連続アウトのグローバー・クリーブランド・アレクサンダー、1915年の第3戦で20人連続アウトのダッチ・レナードの3人。
・この「20人連続アウト」は、ポストシーズンにおけるドジャース投手の最長連続アウト記録。これまでの球団記録は、1952年のワールドシリーズ第5戦でカール・アースキンが記録した19人連続アウトだった。
・山本の2度の完投はいずれも敵地。1つのポストシーズンで連続完投をアウェイで記録したのは過去95年間で3人目であり、スコット・マクレガー(1979年)とハル・ニューハウザー(1945年)に次ぐ快挙となった。
・エライアスによれば、メジャーでのキャリア初の2完投をポストシーズンで記録したのは史上2人目。もう1人は2003年、NLCS第5戦とWS第6戦で完投したジョシュ・ベケットである。
・NLCSで山本にとってメジャーでは初の完投だったが、NPBでの7年間で16度の完投を記録しており、そのうち2試合はポストシーズンでのもの。
・ワールドシリーズでの完投は、2015年のジョニー・クエト(第2戦)以来10年ぶり。さらに、1つのポストシーズンで複数の完投を記録したのは、2014年のマディソン・バムガーナー以来となった。
