エースのギャレン、ダイヤモンドバックスに1年契約で復帰か

February 14th, 2026

13日(日本時間14日)、ダイヤモンドバックスはフリーエージェント(FA)の右腕ザック・ギャレンと再契約を結んだと、MLB.comのマーク・フェインサンド記者らが報じた。年俸は2202万5000ドル(約34億円)でギャレンが11月に拒否したクオリファイングオファーと同額。ただ、そのうち1400万ドル(約21億円)は後払いとなる。球団は契約を正式発表しておらず、身体検査の結果を待っている。

ルーキーだった2019年にトレードで加入して以来、ギャレンはダイヤモンドバックス一筋で活躍し、昨季終盤には残留の意向を示していた。フェインサンド記者によれば、ギャレンは他球団から複数年契約のオファーを受けていたが、それを断って残留を選んだという。

サンディエゴで行われたパドレス戦でレギュラーシーズン最後の先発登板を果たした後、ギャレンは試合終了後も長い間ユニフォームを脱ごうとせず、そのまま着続けた。

「(ユニフォームを)脱ぐのは辛い。(トーリー・ロブロ監督が私を降板させるために)出てきた時も、少しマウンドに残っていた。このユニフォームを着て7年になる。他のチームで過ごした時間もあるけれど、自分はダイヤモンドバックスの選手だと思っている。キャリアのほとんどをここで過ごした。もしこれが最後だとしたら、受け入れがたい事実だ。ここ2年間は思い通りにいかなかった。今年は自分が思い描いていたようにはいかなかった。でも、5日に1回はユニフォームを着るたびに、光栄に思い、誇りに思っていた。5日に1回はマウンドに立ち、チームに全力を尽くそうと努力した。もちろん、今年だけでは十分ではなかった」

MLB通算7年のベテランは、2022年と2023年のナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で上位5位以内に入った。2022年には防御率2.54を記録し、44回1/3を1カ月以上の間、無失点に抑えた。2023年には、自己最多のイニング数(210)と三振数(220)を記録し、ダイヤモンドバックスの先発ローテーションを牽引し、リーグ優勝に貢献した。ダイヤモンドバックスはその年のワールドシリーズでレンジャーズに1勝4敗で敗れたが、ギャレンは第5戦の7回までノーヒットノーランの快投を演じた。

しかし、ニュージャージー州出身の30歳のギャレンにとって、ここ2シーズンはそれほど成功とは言えなかった。2024年シーズン中盤に右太もも裏の負傷で約1カ月間離脱し、与四球率は5.1%から8.7%に急上昇した。

昨季はギャレンにとって、多くの点で最も忘れがたい年だった。防御率4.83、FIP(守備力を排除した防御率)4.50、奪三振率21.5%、そしてバレル(長打になる確率の高い打球速度と打球角度)率9.7%は、いずれもキャリアワーストだった。許した本塁打数31本も同様で、これは先発投手の中で4番目に多い数だった。

しかし、ギャレンの将来には前向きな要素もあった。8月と9月の最後の11試合の先発で防御率3.32を記録した。そのうち2試合を除く全試合で6回を投げ抜いた。時速93マイル(約150キロ)のフォーシームにナックルカーブとチェンジアップを織り交ぜ、弱い打球を打たせた。特にハードヒット(打球速度153キロ以上)率は36.8%、バレル率は6.2%と、8月に入る時点の46.3%と11.5%から大きく改善した。

2016年のドラフトでカージナルスに3巡目指名を受けたギャレンは、キャリア初期に2つの重要なトレードに関与した。2017年には、カージナルスがマーセル・オズナと引き換えにマーリンズに送った4選手のトレードパッケージに含まれていた。このトレードではサンディ・アルカンタラも共にマーリンズへ移籍した。2年後、ギャレンはジャズ・チザムJr.と引き換えにダイヤモンドバックスにトレードされた。