フィリーズ右腕ザック・ウィーラー、順調な回復 先発ローテ復帰へ前向き

February 27th, 2026

ザック・ウィーラーが、予想よりも早くフィリーズの先発ローテーションへ戻る可能性が出てきた。

昨年9月に胸郭出口症候群の手術を受けたウィーラーは、26日(日本時間27日)に術後初めてブルペン入り。現在は他の健康な投手と同様のメニューをこなしている。右腕はロッカールームで取材に応じ、回復状況について前向きな言葉を並べた。

「これまでにも、スプリングトレーニング開始時点で今とほとんど同じ状態だった年がある。多少の違いはあるけど、そこまで出遅れている感覚はない」

ロブ・トムソン監督によれば、この日のブルペンは、メジャーの試合復帰を“視野に入れた”6週間の調整期間のスタートになる可能性があるという。

6週間後は4月9日だ。

この見通しについて問われると、ウィーラーは「そんな感じだと思う」とうなずいた。ただし、復帰時期が確定しているわけではなく、「正直、次のブルペンがいつかもまだ分からない」と慎重な姿勢も見せる。

それでも球団は“通常通りのビルドアップ”を目指しており、2日間の休養を挟んで3月1日に再びブルペンに入る予定。次回は速球とチェンジアップを交え、25球を投げる見込みだ。

初回のブルペンでは21球を投じ、フォーシームとツーシームを80~85%の力で投げた。

「感触は良かった。スムーズで自然だったよ」

例年、キャンプ前に4、5度マウンドから投げてから合流する年もあれば、まったく投げずに入る年もあったという。

「前年の状態次第だね」

3月23日のキャンプ終了までにグレープフルーツリーグやマイナー戦で登板するかどうかは未定だ。ただ、仮に実戦登板がなくても不安視する必要はない。球団は、チームの大黒柱であるウィーラーを無理に急がせるつもりはないと明言している。

健康なウィーラーは球界屈指のエースであり、ポストシーズンでも歴史に残る実績を誇る。本人も「焦らない」と語る一方で、必要以上にペースを落とす考えもない。

「準備ができていれば投げるだけ。(春季キャンプで出遅れても)10月には問題なく投げられている。今年も特別な年じゃない。いつも通りコンディションを整えていくだけだ」