九回同点の「スイングオフ」出場6選手が決定 ア・リーグは村上宗隆を選出

July 14th, 2026

オールスターゲームで、九回を終えて同点の場合に行われる本塁打決着戦「スイングオフ」の出場6選手が決定。ア・リーグからは、ホワイトソックスの村上宗隆も選出された。

2022年の労使協定で導入されたこの特別ルールは、昨年初めて適用され、カイル・シュワーバー(フィリーズ)の劇的な3スイング3本塁打で大きな話題を呼んだ。

2026年オールスターは7月14日(日本時間15日)開催!

両リーグはあらかじめスイングオフに出場する3選手を登録する。

ア・リーグのジョン・シュナイダー監督は、村上宗隆(ホワイトソックス)、ウィルソン・コントレラス(レッドソックス)、ランディ・アロザレーナ(マリナーズ)を指名した。

一方、デーブ・ロバーツ監督率いるナ・リーグは、本塁打競争で優勝した新星ジョーダン・ウォーカーに加え、ジェームズ・ウッド(ナショナルズ)、ハンター・グッドマン(ロッキーズ)の3人を選出した。

ナ・リーグ3位の27本塁打を放っているグッドマンは、昨年のスイングオフを「試合の終わり方として本当に面白かった。オールスターでは投手は基本的に1イニングしか投げないから、延長戦を戦うだけの投手が残っていない。すごくエンターテインメント性があって、楽しい決着方法だと思う」と振り返る。

昨年の主役となったシュワバーも、あの瞬間を鮮明に覚えている。

「本当に楽しかった。球場の雰囲気や、ベンチから飛び出してきて歓声を上げるチームメートのエネルギーを感じられた。間違いなく特別な経験だった」

このスイングオフは、2022年に締結された労使協定(CBA)の一環として導入されたルールで、現行CBAが適用される2026年シーズン終了まで実施される。

ルールはシンプルだ。

両リーグが事前に登録した3選手が、それぞれ3スイングずつ行い、本塁打数の合計で勝敗を決める。9回終了後にはグラウンド整備が行われ、その後スイングオフが開始される。

打者は3スイングのみがカウントされるため、打たない球はいくら見送っても構わない。両リーグは交互に打席に立ち、ビジターチームが先攻、ホームチームが後攻となる。

6選手全員が打ち終えた時点で本塁打数の多いチームが勝利。なお同点の場合は、各監督が登録した3選手の中から1人を選び、決着がつくまで3スイングずつのサドンデス方式で勝敗を決める。ケガなど特別な事情がない限り、ラウンドごとに別の打者へ変更することも認められている。

スイングオフで決着した場合、試合結果は1点差の勝利として記録されるが、勝利投手や敗戦投手は付かない。

スイングオフ導入以前、オールスターゲームは過去13度延長戦にもつれ込んでおり、直近では2018年、ワシントンD.C.のナショナルズ・パークでア・リーグが延長10回の末に8―6で勝利している。