アーロン・ジャッジにとっては、長引くケガについて質問を受けるくらいなら、緊急で歯医者へ駆け込む方がマシかもしれない。
ヤンキースの主将は19日(日本時間20日)、10日間の負傷者リスト(IL)へ逆戻りしたことへのいら立ちを口にした。右ふくらはぎの筋損傷がどの程度なのかについては明言を避けたが、プレーオフに間に合う可能性を否定しなかった。
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「ポストシーズンまでには戻りたい。間違いなく、そのつもりだ。10日間のILだから、10日目がおそらくレギュラーシーズン最終戦になる。どうなるか見てみよう。復帰までの日程などについては、本当にまだ分かっていない」とジャッジは話した。
登録は木曜日にさかのぼって適用されるため、最短で復帰できるのは9月29日のオリオールズ戦となる。
またこれに伴い、内外野を守るマックス・シューマンが3Aスクラントン/ウィルクスバリから昇格した。
ジャッジは「準備が整い次第、すぐ試合に戻れるように」と、送球練習やトレーニングを続ける考えを示した。
損傷のグレードを知るにはトレーナー陣に確認する必要があるとし、「まだ聞かされていない」と話した。ただ、損傷したのはヒラメ筋だと明かし、「走る時や打つ時には、少し重要になる筋肉だ」と説明した。
「これまでも筋損傷を経験し、それを抱えながらプレーしてきた。ただ、今回は場所が少し違い、その分だけ難しかった」とジャッジは話した。
アーロン・ブーン監督も、損傷の程度について再び明言を避け、復帰時期の見通しも示さなかった。一般的には、最も軽いグレード1のふくらはぎの筋損傷でも、回復に2~3週間を要する。
「どのグレードなのかは関係ない。残りは9試合だ。復帰できるか、できないか。そのためにできることへ取り組み、どうなるか見ていく」
ア・リーグのワイルドカードシリーズは9月29日に開幕予定。現時点の順位なら、ヤンキースがレッドソックスを迎える組み合わせとなる。
ジャッジは16日、ターゲットフィールドでヤンキースがツインズに延長十三回の末に4-5で敗れた試合で、六回に代打を送られて退いた。初回に右脚下部の張りを感じたという。
「毎年、体には何かしら起きる。ふくらはぎの問題には一年を通じて対応している。普段は報道陣に知られることもなく、試合を欠場することもない。だから今回も同じような感覚だった。復帰へ向けて状態を上げている途中で、妙なタイミングに急につかまれたような感覚があった」とジャッジは説明した。
前年のア・リーグMVPにとって、今季はケガに悩まされる一年となった。出場はわずか66試合にとどまっており、打率.241、出塁率.360、長打率.511、18本塁打、41打点を記録している。
ジャッジは右肋骨骨折のため、夏の大半を欠場した。4月26日にヒューストンで負傷したとみられ、その後もしばらくプレーを続けたが、5月31日にウェストサクラメントで行われたアスレチックス戦を最後にILへ入った。
数カ月間のIL生活を経て野球活動再開の許可が下りると、球団にマイナーでのリハビリ出場を望まないと伝えた。
ヤンキースは本人の希望を受け入れ、9月8日のロッキーズ戦で復帰。ブーンと同様、ジャッジもマイナーでのリハビリ出場を見送った判断を後悔していないと話した。
「もしリハビリ出場中にこれが起きていたら、今よりも腹が立っていたと思う」とジャッジは話した。
復帰後の出場はわずか6試合で、23打数4安打、打率.174、1本塁打だった。
「間違いなく悔しい。ポストシーズン前に何試合か出場するために復帰したからね。予定は少し変わったが、目標は変わらない。10月にプレーできるよう準備することだ」とジャッジは力強く語った。
