エンゼルス、カート・スズキ監督の退任を発表 新監督を選定へ

October 21st, 2026

エンゼルスは21日(日本時間22日)、カート・スズキ監督の退任を発表した。スズキ氏には特別補佐として球団に残る道が提示されている。

監督就任1年目の今季、エンゼルスは球団史上初のシーズン100敗を喫した。シーズン終了後、暫定GMのジョン・モズリアク氏はスズキ氏の続投を望んでいると語っていたが、最終的な判断は新オーナー陣に委ねられていた。球団は2027年初めにクロエンケ・スポーツ&エンターテインメントによる買収が正式に完了する見通しだ。

モズリアク氏は声明で、新監督とコーチ陣を探す方針を明らかにした一方、スズキ氏の手腕を評価した。

「今年のチーム成績が、監督としての彼の能力を正しく反映しているとは思っていない。選手たちを大切に思う姿勢は、私自身が間近で見てきた。特別補佐として球団に残る役割を提示できてたことをうれしく思う」

球団はコーチ陣も刷新する方針。一部のコーチには球団内で別の役職を提示した。12月に契約が満了するモズリアク氏自身の続投については、まだ明らかになっていない。

43歳のスズキ氏は、2023年から2025年まで球団の特別補佐を務めた後、オプション付きの1年契約で監督に就任。現役時代は2021年から2022年までエンゼルスでプレーし、16年間の捕手生活を終えた。ハワイ州出身者として、MLB史上初の監督となった。

選手やフロントから信頼を得ていたスズキ氏だが、監督1年目に十分な勝利を挙げることはできなかった。一方、シーズン終盤には投手コーチのマイク・マダックス氏とドム・チティ氏を解任し、ティム・レベック氏とマイケル・ウエルツ氏を暫定投手コーチに起用した後、投手陣は改善を見せていた。