エンゼルスは27日(日本時間28日)、ジョン・モゼリアクGM代行(57)の就任を正式に発表し、同GM代行は球団に加入した理由や、チームを常勝軍団へと築き上げるためのビジョンを説明した。
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モゼリアクGM代行は、26日(日本時間27日)にミナシアンGMを解任して自身を雇用したジョリー球団社長と同席し、来たるドラフトやトレード期限に向けた球団の準備を支援するという短期的な目標とともに、持続的に勝てる文化を取り戻すという長期的な抱負を語った。モゼリアクGM代行は12月に契約が切れるコンサルタントという立場だが、球団への長期滞在を除外していない。昨季限りで退任するまでカージナルスで18年間GMを務めており、自身がエンゼルスのGMに就任することに関心は示していない。
モゼリアクGM代行は「今後数カ月間は、下部組織で何が起きているかを理解し、はい上がっていくことに多くのエネルギーを注ぐ」と述べた。
「当然、勝つことは依然として重要となる。その点を重視しており、決して焦点を失うことはない。ただ、短期的な視点と長期的な視点がある。われわれの短期的な視点は、ドラフトを乗り切り、トレード期限に対処し、新しいGMを見つけることとなる。最終的にはエンゼルスに永続的な勝利をもたらす基盤と組織構造を構築していく」
モゼリアク氏によると、代理人のスティーブ・ヒリアード氏という共通の友人を通じてジョリー球団社長と連絡を取り、数週間前からこのプロセスが始まった。アート・モレノ球団オーナー(79)はこの過程に関与していないが、近いうちに面会する予定だという。カート・スズキ監督(42)、フロントオフィス、トレーニングスタッフ、コーチングスタッフは今季終了まで残留する予定だが、モゼリアクGM代行が評価をする。
モゼリアク氏は豊富な経験をもたらす。1995年シーズンの前にカージナルスへ加入し、2008年シーズンの前にGMへ就任した。2008年から2022年にかけて15年連続の勝ち越しに貢献し、2011年にはワールドシリーズを制覇している。
モゼリアク氏は「モレノ・オーナーが球団の所有者であり、私の仕事は彼と健全な関係を築くこと。私は短期的な焦点として、そのコミュニケーションの道筋を見極める。そして、チームの方向性を確実に理解してもらう。それを楽しみにしている」と語った。
モゼリアクGM代行は、7月11、12日(日本時間12、13日)に迫るドラフトでの直接的な介入を控える計画を明かした。全体12位指名権を持つ球団において、ティム・マキルベイン・スカウトディレクター率いるスタッフを信頼する。しかし、最初の目標の1つとして、8月3日(同4日)のトレード期限に向けた計画を挙げた。
エンゼルスは積極的な売り手となり、先発投手のホセ・ソリアノ(27)やリード・デトマーズ(26)、あるいは遊撃手のザック・ネト(25)らのトレードを模索する可能性がある。しかし、これらの選手全員が来季以降も球団の保有権下にあるため、モレノ・オーナーがモゼリアク氏にそのような動きの許可を与えるか不明となっている。
「現在の幹部を信頼しなければならない点で、困難な課題となる」と新GMは述べた。
「彼らはマイナー組織に何があり、どのような状態かを把握しているため、私は内部に目を向け、彼らが毎日見ているものを信頼していく。しかし、それまでの間、できる限り学び、尽力していく」
ジョリー球団社長は、豊富な経験とカージナルス在籍時の安定した実績を理由に、モゼリアク氏を招へいしたと明かした。長年社長を務めたジョン・カルピーノ氏が退任し、ジョリー氏は球団社長として1年目のシーズンを迎えている。「今が組織を動かす適切な時期だ」と判断したという。
「変化は常に最初の決断から始まる」とジョリー球団社長は語った。
「チームの現在地と私の目標を熟考した結果、すぐにその改革に着手することが、現在そして将来においてもこの球団にとって最善の利益になると感じた」
モゼリアクGM代行とジョリー球団社長は、できるだけ早く新GMを就任させることを目標に掲げており、モゼリアク氏はすでに候補者をリストアップしている。しかし、決定はトレード期限後になる見通しで、オフシーズンにずれ込む可能性もある。
モゼリアク氏自身がGMに就任する可能性や、2026年以降も球団に残る可能性を完全に否定しなかったが、57歳の同氏はGMとして再び長期間務めることに関心がないと示唆した。
「5年のような長期間、GMの座に就きたいとは全く思っていない」とモゼリアク氏は語った。
「しかし、私が球団に残る上で理にかなった役職や役割が存在するかもしれない。それまでの間、ビジネス畑出身のジョリーのような人物が編成部門を統括するための橋渡し役として、私は大きく貢献できると考えている」
