【フィリーズ3−5ブレーブス】アトランタ/トゥルイストパーク 9月29日(日本時間30日)
ブレーブスのオースティン・ライリーが、チームを救う一発を放った。ナ・リーグのワイルドカード(WC)シリーズ第1戦が29日(日本時間30日)、アトランタで行われ、2死一、二塁で迎えた八回、ブレーブスのライリーがフィリーズの守護神ホアン・デュランから右方向へ逆転3ランを放ち、第1戦を制した。
「このチームとこの街のために、1年間ずっと努力してきた。最後に大事な場面でチームのために結果を出せて、本当に良かった。まだ始まったばかりだけど、いいスタートになった」
3戦2勝制のワイルドカードシリーズでは、第1戦を制したチームが24シリーズ中21度、シリーズを突破している。突破率は88%で、うち17度は2連勝。第1戦を制したホームチームは過去9シリーズですべて勝ち上がっている。
ブレーブスは七回に逆転を許し、敗退の危機に追い込まれかけた。そこから流れを変えたのがライリーだった。七回から登板していたデュランの球を逆方向へ運び、決勝の3ランとした。
ライリーは今季、打率2割1分9厘、19本塁打、OPS・654と苦しんだが、この一発でポストシーズンの八回以降に放った勝ち越し本塁打は通算3本となり、歴代最多タイに並んだ。トロイ・グロース、バーニー・ウィリアムズ、ホセ・アルトゥーベ、フレディ・フリーマンと肩を並べた。
先発セールは9三振を記録し、ポストシーズンでは自身初となる七回まで登板。エースは六回までフィリーズ打線を1点に抑えたが、七回、デラクルーズに死球を与え、続くブライソン・ストットに1死から中前打を許して一、三塁し、降板。95球を投げたセールに代わり、ワイス監督は新人ディディエ・フエンテスを投入した。
フエンテスはジャスティン・クロフォードを打ち取ったものの、J.T.リアルミュートに99.4マイル(約160.0キロ)の速球を右翼線へ運ばれ、2点タイムリー三塁打を許した。右翼手ロナルド・アクーニャJr.が打球を捕球できず、ストットも生還し、フィリーズに3-2と勝ち越された。
しかし八回、ライリーの起死回生の一発で試合をひっくり返した。ブレーブスが第1戦を制し、シリーズ突破に王手をかけた。
