今永の代役ホートン、デビュー戦で白星

四回5三振と充実の内容

May 11th, 2025

二日前にトップ昇格を果たしたカブス期待の右腕、ケイド・ホートンがメジャーデビューを果たした。

負傷者リスト入りした今永昇太のローテーション日であった5月11日のメッツ戦で初登板に臨んだ23歳は、家族がスタンドから見守る中で堂々たるパフォーマンスを披露した。

アメリカ女子サッカー代表のスター選手マロリー・スワンソンとの間に第一子を授かったことを発表した、ダンズビー・スワンソンの本塁打もあり、チームはメッツとの一戦を6-5で勝利。ホートンはメジャー初登板で白星を獲得した。

ブラッド・ケラーに続いて2回表から登板すると、いきなり154キロの速球でブランドン・ニモを見逃し三振に仕留め、記念すべき初奪三振を記録。その後も、カーブ、スライダー、チェンジアップと多彩な球種を使い分け5三振を奪った。

ホートンは、カブス傘下でNo.2、MLB全体でも46位にランクする注目株。この日は4イニングを投げ、4安打3失点(被本塁打1)、四球なしという内容。唯一の失点は4回、ブレット・ベイティに甘く入ったスライダーを捉えられた3ランだった。それでも制球は終始安定し、4-3とリードを保った状態でマウンドを降りた。