メッツのカルロス・メンドーサ監督は、自身の去就について球団幹部と具体的な協議は行われていないことを明かした。
今季序盤にレッドソックスのアレックス・コーラが、さらに28日(日本時間29日)には友人でメンターでもあるロブ・トムソンもフィリーズから解任され、メジャーでは監督交代が相次いでいる。
メッツは9勝19敗と苦しい試合が続いているが、デビッド・スターンズ編成本部長やオーナーのスティーブ・コーエン氏との間でも、進退に関する具体的な話題は出ていないという。
指揮官はナショナルズ戦前に、「デビッドともスティーブとも、いつも通りビジネスの話をしているだけだ。状況は理解しているが、今はこれまで通り仕事を続けている」と語った。
メッツは27日(日本時間28日)はオフで、首脳陣が今後について検討する時間は十分にあったはずだが、監督交代には踏み切らなかった。とはいえ、スターンズ本部長やコーエン球団オーナーは「(メンドーサの)立場が保証されているか」の質問には明確な回答をしていない。ただし今月初めには、コーエン球団オーナーから「このまま続けてほしい」という趣旨のメッセージを受け取っていたという。
その一方で現場では、千賀滉大、フアン・ソト、ルイス・ロバートJr.らの負傷が相次いでいる。
メンドーサ監督はクラブハウス内での選手との会話内容は明かさないものの、長引く不振の中で「シンプルにやろう」「速球をしっかり捉えよう」と繰り返しているという。
「彼らがメジャーリーガーである理由がある」と指揮官は語り、リーグ30位に沈む打線の立て直しを最優先課題に挙げた。
「これまでキャリアでやってきたことがある選手たちだ。才能は間違いなくある。だからこそ原点に戻る必要がある。彼らを信じているし、それは変わらない。選手の力を最大限引き出すのが自分の仕事だ」
さらに打撃コーチのジェフ・アルバート、トロイ・スニッカーを擁護しつつ、自身に責任があることも認めた。最近の会見でも、自身の去就に関する質問から逃げることはなかった。
「2人の解任は本当に残念だ。どちらもこの仕事のトップクラスだと思う。結果が出なければこうなる世界だというのは理解している。そこから逃げるつもりはない。ただ、自分にできるのは毎日チームの前に立ち、選手の力を引き出すことだけだ」
