【ドジャース1-7アスレチックス】ウエストサクラメント/サターヘルスパーク、7月1日(日本時間2日)
カレンダーは7月に変わったばかりだが、ドジャースはナ・リーグ西地区でほぼ独走状態に入っている。
この日、ドジャースはアスレチックスに敗れたが、地区で12ゲーム差を保っている。これは2023年シーズン終了時以来、最大のリードだ。オールスター休み前最後の本拠地連戦では、パドレス、ロッキーズ、ダイヤモンドバックスを迎えるため、地区のライバルたちとの差を広げる機会がある。
「良い締めくくり方をして休みに入りたい。これから地区のライバルたちとの重要な試合が待っているからね」とデーブ・ロバーツ監督は引き締めた。
シーズンはまだ75試合残っており、順位が変わる十分な時間がある。昨年もそうだった。ドジャースは7月3日に地区でシーズン最大の9ゲーム差を築いたが、その後の2カ月で勢いを落とし、8月には2度首位から転落した。それでも最終的には余裕を持って地区優勝を果たしたが、9ゲーム差をつけていた時点では想像しにくいほど接戦になった。
今季のドジャースは56勝31敗で、まだベストの野球をしているとは言い切れないにもかかわらず、メジャー最高勝率を誇っている。安定感を欠く場面もあり、シーズンを通じて多くの負傷者が出たことで、チームは万全の状態で戦えていない。それでも、そうした要素はほとんど問題になっていないように見える。
ここでは、ドジャースの力強い前半戦につながった要因を見ていこう。
先発投手陣が流れを作る
ドジャースの6人ローテーションは、メリットが多い。もちろん、先発投手たちは定期的に長めの休養を得ている。失点を防ぐことにつながり、打線への負担を軽くしている。何より、全体的に試合の深いイニングまで投げることで、ブルペンの消耗も抑えている。
先発投手陣はメジャー2位タイの486回1/3を投げており、防御率3.28もメジャー3位。しかもこれは、タイラー・グラスノーとブレイク・スネルが合わせてわずか8登板にとどまっている中での数字だ。
層の厚さ
ドジャースはシーズンのかなりの期間、ローテーションの3分の1と守護神エドウィン・ディアスを欠いてきた。正捕手のウィル・スミスは首の炎症で予想以上に長く離脱しており、ムーキー・ベッツ、テオスカー・ヘルナンデス、トミー・エドマンらの主力野手も負傷者リスト入りを経験している。
こうした負傷は、多くのチームにとっては大きな痛手になり得るがドジャースは問題なく乗り切っている。エリック・ラウアーは安定した6番手先発となり、タナー・スコットは事実上のクローザーとして素晴らしい働きを見せている。さらにウィル・クライン、カイル・ハート、エドガルド・エンリケスら実績のまだ少ないリリーフも台頭。野手陣でも新人とベテランの両方で穴を埋めており、主力不在の影響を感じさせないほどだ。
地区内での支配力
地区優勝がポストシーズンへの最も確実な道。その点、地区のライバルたちとの直接対決で好成績を残していることは非常にポジティブだ。ナ・リーグ西地区の相手に対しては、7試合中4敗を喫しているジャイアンツを除き、すべて勝ち越している。
パドレスに4勝2敗、ロッキーズに5勝2敗、ダイヤモンドバックスに5勝2敗。この好成績を維持できれば、今後1週間半で地区争いをほぼ決定づける大きなチャンスがある。
