【ダイヤモンドバックス5-3ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、7月12日(日本時間13日)
ドジャースにとって、これ以上ないタイミングでオールスター休みが訪れたと言える。
ドジャースはMLB最高の61勝36敗で前半戦を終えたが、オールスター休みを前に3連戦でスイープを喫した。ドジャースが今季スイープされたのは初めてで、ダイヤモンドバックスがドジャースタジアムでシリーズをスイープしたのは2017年9月以来だった。
2026年オールスターは7月14日(日本時間15日)開催!
3連戦で得失点が8-23と大差を付けられたドジャースだが、この日も自分たちで自分たちの首を苦しめるような試合になった。7日(日本時間8日)以降、5試合連続で少なくとも一つの失策を記録し、そのうち4試合に敗れた。最初の92試合ではわずか24失策だったが、この5試合だけで9失策を喫している。
「相手に余計な進塁を許しすぎた。良い守備ができず、打撃でも状況に応じた攻撃ができなかった。そういうことをすれば、3試合とも負ける」とデーブ・ロバーツ監督は語った。
スイープされたとはいえ、ドジャースはナ・リーグ西地区首位で、同地区のダイヤモンドバックスに11.5ゲーム差をつけている。このリードは、過去2シーズンのどの時点での差よりも大きい。
連覇中のドジャースにとって、ポストシーズンへ戻ることがレギュラーシーズンの最終的な目標で、昨年は獲得できなかったシード権も確保したいと考えている。オールスター休みを迎える時点で大きなリードを保っていることは、その点で有利に働く。一方で、気の緩みにつながる可能性もあるが、指揮官はそうした見方を否定している。
「われわれは今も球界最高勝率を争っている。同時に、良い野球をして、それを続けていくという意味では、自分たち自身とも戦っている。それこそが本当に目指していることだ。ただ、ここ数日はそれがうまくできていない。地区でどれだけリードしているかは、自分たちがもっと良い野球をすることほど重要ではないと思う」とロバーツ監督は前日に語っていた。
立ち上がりは順調だった。大谷翔平が先頭打者本塁打を放つと、三回にはトミー・エドマンの2点適時打でさらにリードを広げた。
前半戦に浮き沈みの続いたエメット・シーハンだったが、この日は比較的安定した投球を見せ、5回1/3を投げ3安打、7三振、1四球。しかし、五回のアンディ・パヘスの捕球ミス、六回のマックス・マンシーの悪送球によって2失点を喫し、計3失点(自責点2)となり、結果的に序盤のリードを守れなかった。
「打球によって右へ動かされたので、反射的に本塁へ投げた。走者はラインの内側に入り、自分の役割を果たした。送球がちょうど肩に当たった。投げた方向自体は合っていたが、走者が間にいたため、結果的には正しい送球線ではなかった」とマンシーは語った。
今季のドジャースは堅い守備に定評があった。この日の試合前 時点で、OAA(Outs Above Average=平均的な守備よりもどれだけ多くのアウトを奪ったか)+19はカージナルスと並ぶメジャー4位タイで、DRS(Defensice Runs Saved=平均的な守備よりも何点多く防いだか)55は2位だった。
これだけの成績を残しているからこそ、ドジャースは最近のエラーを守備力の低下ではなく、あくまで例外的な期間として捉えている。
「攻撃でも守備でも、精神面でも不調の時期はある。今の自分たちは、たまたまそういうタイミングにいるだけだ。みんな休みに入る準備ができていると思う」とマンシーは語った。
オフシーズンの補強の目玉だったクローザーのエドウィン・ディアスを含め、多くの負傷者が出ており、ドジャースは一度も戦力が完全にそろわなかったにもかかわらず、シーズン100勝以上のペースで前半戦を戦った。もう一人の補強である右翼手カイル・タッカーも、まだ本領を発揮していない。
力強い前半戦は雑な終わり方になったかもしれない。それでもドジャースは、自分たちの最高の野球はまだこれからだと信じている。
「前半戦最後の3試合に負けたのは悔しい。ただ、全体としてはチームとしてかなり良いプレーができた。オールスターに出場して、自分たちを代表してくれる選手も何人かいる。彼らを見るのを楽しみにしながら後半戦に備え、前半戦でやってきたことを続けていきたい」とタッカーは語った。
