山本由伸、タイラー・グラスノー、そして大谷翔平。では、その次は誰か。
スプリングトレーニングのオープン戦が残り約3週間となる中、ドジャースはこの問いに答えを出さなければならない。現時点では、開幕ローテーションに山本、グラスノー、大谷の3人が入ることは決まっており、またブレイク・スネルとギャビン・ストーンが入らないことも確定している。
エメット・シーアンが4日(日本時間5日)のメキシコ代表戦(7-5でドジャース勝利)で今オープン戦初登板を果たしたことで、ドジャースはローテーション候補の全員が一通り実戦で登板したことになる。ここから開幕まで注目すべき4人の先発投手を紹介する。
この4人の中で、開幕ローテーション入りが最も有力と見られているが、今春ここまでの登板内容を見ると、本人とチーム双方にとってそれが最善とは言い切れない。
特に3日の登板は波のある内容だった。立ち上がりは非常に不安定で、最初の打者5人にアウトも一つも奪えず、満塁本塁打を浴び降板。しかし、その後再登板すると2イニングを投げ、6者連続で打ち取った。
ドジャースは依然として佐々木を信頼しているが、今春の中で成長の兆しを示すことができなければ、他の先発候補にチャンスが広がる可能性もある。
デーブ・ロバーツ監督のコメント
「継続して成長する必要がある。今年は自分の考えをより率直に話してくれていて素晴らしい。ただ、まだコーチングは必要だし、経験も積まなければならない。でも本当に心配はしていない」
昨季、トミー・ジョン手術から6月に復帰すると、15試合(うち12先発)で6勝3敗、防御率2.82を記録し、チームを大きく支えた。
キャンプ序盤には体調を崩し、調整が遅れたためオープン戦初登板は5日となった。1回1/3を投げて3安打2四球で1失点だった。
昨年の活躍も考えれば、今季もロースター入りする可能性は高い。ただし役割はまだ定まっていない。開幕までに先発としての球数まで仕上げる時間はあるが、ロングリリーフとして起用される可能性もある。
ロバーツ監督のコメント
「彼を信頼している。体が強く、賢い。速球は通用するし、右打者にも左打者にも投げ切れる。何をすべきか理解している。あとは状態を上げて、チームに貢献するチャンスを与えるだけだ」
昨季リリーフへ転向してから大きく成長し、ワールドシリーズでは5回無失点と好投。スネルの穴埋め候補としてフロントが最初に挙げた投手の一人であり、今春もここまで3イニング無失点と好調だ。
もしローテーション入りしなければ、有力なロングリリーフ要員となる。WBCで投手としての調整が遅れる大谷翔平の後を受けて投げる役割も考えられる。
ロバーツ監督のコメント
「リリーフとしてのマインドセットが、彼の精神面や球質に合っていた。ストライクゾーンで勝負して打者を押し込んでいたし、そのスタイルは2~5イニングでも通用すると思う」
1年半以上前にメジャーデビューを果たしているが、MLBパイプラインによれば現在のドジャースのトップ投手プロスペクトである。トミー・ジョン手術から復帰途上にあり、スプリングトレーニングでローテーション入りを争う可能性が十分にある。
トミー・ジョン手術から復帰する他の投手と同じように、ライアンもコントロールの回復に取り組んでいる。初登板では半数以上の球がストライクゾーンを外れたが、3日の登板では28球中19球をストライクに投げ込むなど改善を見せた。
ロバーツ監督のコメント
「外れる球も悪い外れ方ではない。フォームは安定していたし、変化球もストライクに投げられていた。カウントを有利に進め、リズムも良かった。マウンドでの存在感もある。すべてがメジャー投手らしかった」
