ガーディアンズに痛手、スター選手ラミレスが有鈎骨骨折でIL入り

June 14th, 2026

タイガース1-3ガーディアンズ】クリーブランド/プログレッシブフィールド、6月13日(日本時間14日)

同地区ライバルのタイガースのエース復帰戦で勝利を収めたガーディアンズだったが、手放しで喜べる試合にはならなかった。

今季72試合全てに出場してきたチームの中心、三塁手ホセ・ラミレスが試合中に負傷し、五回終了後に途中交代。検査の結果、左有鉤骨(ゆうこうこつ)の骨折だと判明し、負傷者リスト入りとなったと、スティーブン・ボート監督が伝えた。

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「次にどう進めるか、手順を整理しているところだ。だから、明日か明後日にはもっと分かるはずだ。こういうことは複雑になる場合がある」と指揮官は語った。

ボート監督によれば、ラミレスが最初に異変を感じたのは五回にファウルフライとなった場面でのスイングだという。外野手のアンヘル・マルティネスとチェイス・デローターが、それぞれ左足と右肋骨の負傷により、それより前に試合を退いていたこともあり、ラミレスは違和感を抱えながらもプレーを続けようとした。

「彼は戻ろうとした。チームが置かれている状況を分かっていて、グラブを手に取った。『守備だけなら少なくともできるかもしれない』と言っていたが、グラブを握ることができなかった。あの試合に勝つために戻りたがっていたが、どうしても無理だった」とボート監督は語った。

試合後のクラブハウスでは、ラミレスが手に副木(そえぎ)を着けている姿が見られた。今後数日で詳細は分かる予定だが、手術を必要とすることは分かっており、離脱は7月まで及ぶ可能性がある。

ラミレスは2019年にも右有鉤骨を骨折し、8月26日に手術を受けた。その際は復帰まで5週間から7週間と見込まれていたが、最終的にはわずか1カ月後の9月24日に復帰。ホワイトソックス戦で3打数2安打、満塁本塁打を含む2本塁打、7打点を記録した。

ただし、その時はポストシーズン進出を争っていた時期のもの。今回、5週間から7週間という見込みになれば、ラミレスはオールスターブレークまで離脱する可能性がある。

「きついよ。しばらくは彼抜きで踏ん張らなければならない。でも彼のことだから、できるだけ早く戻るためにできることはすべてやるはずだ」と一塁手カイル・マンザードは語った。

試合後にクラブハウスへ姿を見せたラミレスは明るい様子だった。自身の不在を埋めるべく奮起しなければならないチームメートたちを励ましているようにも見えた。

もちろん、ラミレスはガーディアンズで最も欠かせない選手であり、チームの成功に最も重要な存在だ。本来はケガをしないことが売りの一つであり、今季の成績はまだ例年ほどではないものの、その実力は疑う余地がない。

何より、調子も上がってきていた。この日までの6月の10試合で打率.293、出塁率.326、長打率.512、3二塁打、2本塁打、4打点を記録。5月までの61試合では、打率.228、出塁率.341、長打率.397、14二塁打、10本塁打だった。

すでにアクティブロースターにいる選手で、三塁が務まるのはダニエル・シュニーマンのみ。万能型のシュニーマンは、ラミレスに代わったこの日の試合を含めて、キャリア通算で三塁手として63試合に出場しており、そのうち43試合が先発出場だった。

第3捕手のデービッド・フライも、今季さまざまなポジションを守る中で三塁にも2度就いている。ただ、メジャーで三塁を守ったのはキャリア通算でわずか7試合、計18イニングにとどまる。

ガブリエル・アリアスは左ハムストリングの張りにより4月7日からIL入りしており、復帰が近づいているものの、状態は不透明なままだ。3Aコロンバスでのリハビリ出場中はティリティー役として準備を進めており、遊撃、二塁、三塁、右翼でそれぞれ1試合ずつ先発している。

アリアスはメジャー51試合に三塁手で出場しており、そのうち40試合に先発。復帰できる状態であれば、そのまま三塁に入る可能性があり、そうでなければシュニーマンとのプラトーンを担う可能性もある。

ガーディアンズがどのような手を打つにしても、将来の殿堂入り候補を、簡単に置き換えることができないのは明らかだ。

「当然、ホージー(ラミレス)は何年も何年も自分たちを支えてきた。でも、自分たちを素晴らしいチームにしているのは、彼のエネルギーやリーダーとしての姿から力を得ている周りの選手たちでもある。彼は周りにいる全員を良くしてくれる。だから今度は、いつも彼が自分たちを支えてくれるように、その選手たちが彼を支える番だ。彼らは必ずそれをやってくれるはずだよ」と捕手オースティン・ヘッジスは語った。