【ドジャース2−3xダイヤモンドバックス】フェニックス/チェイスフィールド、6月4日(日本時間5日)
ケテル・マルテ(32)がメジャーで自身初となるサヨナラ本塁打を放つまでに11年以上を要したが、2本目を打つまでの時間はわずか2週間余りしか、かからなかった。
劇的な一発でドジャースとの4連戦を2勝2敗のタイで終えることに貢献した。九回1死から本塁打を放ち、サヨナラ勝ちへと導いた。
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マルテにとって初のサヨナラ本塁打は、5月19日(同20日)のジャイアンツ戦で左腕マット・ゲージから放った3ラン本塁打だった。当時、マルテは「母国ドミニカ共和国でのソフトボールの試合以外で人生初のサヨナラ本塁打だよ」と冗談交じりに語っていた。
4日(同5日)、ダイヤモンドバックスが2点を奪って同点に追いついた直後、スイッチヒッターのマルテは再び左腕と対峙し、今回はドジャースの抑えを務めるタナー・スコットの初球の速球を左翼席へ叩き込んだ。
マルテはその本塁打について「とても特別なものだった」と語った。「言った通り、これで2本目になる。ドジャース相手だったから、自分にとって大きな意味がある」と殊勲の一打を誇らしげに振り返った。
ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督(60)は「ケテル・マルテは素晴らしい野球選手で、最高の選手は最も重要な状況で最高の仕事をする。マルテは打席に立ち、私たちを勝利に導いた。マルテにとっても、このチームにとっても最高の瞬間だった」とベテランの仕事をたたえた。
この本塁打は、二塁手のマルテが疲労による休養を申し出たため、ロブロ監督が3日(同4日)の夜に休養日を与えた直後に生まれた。マルテは疲労がたまると太ももの裏や背中の筋肉が硬直する傾向があり、無理に出場させれば負傷のリスクが高まる傾向をロブロ監督は経験則で知ったいた。
「私たちも人間で時には休みが必要だとみんなに理解してほしい」とマルテは語った。「誰にでも休養日は必要。休みのときでも、七回が来るころには、トーリ(ロブロ監督)が自分を必要とする状況に備えて準備し、ウォーミングアップをしている」と途中出場に備えている。
ダイヤモンドバックスは、ドジャースの右腕、大谷翔平(31)がマウンドで圧倒的な投球を披露し、7−0で完封負けを喫した3日(同4日)、マルテを必要としなかった。
打線は4日(同5日)も再び波に乗り切れず、ドジャースが七回までに2−0でリードした。
コービン・キャロル(25)が八回にウィル・クライン(26)から右翼へ先頭打者本塁打を放って反撃の口火を切るとヘラルド・ペルドモ(26)の適時打でもう1点を追加し、同点に追いついた。
ロブロ監督は「フラストレーションがたまっていると感じていた。チームとして強い打球を飛ばし、チャンスを作っていたが、あと一歩及ばなかった。しかし、コービン(キャロル)がソロを放つと、ベンチはすぐに息を吹き返したね。2死からのペルドモの勝負強い安打も素晴らしかった」と打線のつながりを喜んだ。
これらの一連の流れが、九回にマルテが再びヒーロー役を担う舞台を整えた。今季3度目のサヨナラ打となり、この記録はメジャー単独トップに立つ。
先発のライン・ネルソン(27)は「絶好の状況で一番頼れる打者に打席が回ってきた。そして、いつも通りの仕事をしてくれた。大一番に強い選手と」と信頼を語った。
