【11月20日】MLBトレード・FA情報:ジャイアンツが今井に関心

最新のFA・トレード情報

November 21st, 2025

MLB.comでは注目のFAやトレードの情報を随時更新している。今回は、11月20日(日本時間21日)のもの。

前回(11月18日)はこちらから

ジャイアンツが今井達也に関心

今井達也の45日間の交渉期間が正式に開始されてからわずか1日、すでに1球団が日本人右腕の有力な獲得候補として浮上している。

MLBネットワークのジョン・ポール・モロシ記者によれば、ジャイアンツが今井に関心を示しているという。今井はここ数年のNPBで最高の投手の1人で、18日に西武ライオンズからポスティングされ、MLB球団と契約できる期限は2026年1月2日午後5時(米国東部時間=日本時間3日午前7時)までとなっている。

ジャイアンツは近年、他の日本人スターの獲得競争にことごとく敗れてきた。2023-24年オフには山本由伸と大谷翔平の争奪戦に参加したが、両者ともドジャースと契約。その前年には千賀滉大の獲得を狙ったものの、最終的にメッツへ入団した。

サンフランシスコは、オールスター投手のローガン・ウェブとロビー・レイに加え、ローテーションを補強する先発投手を必要としている。27歳の今井はマーク・ファインサンド記者のFAランキングで11位とされ、今季は163回2/3を投げて防御率1.92を記録した。

ダイヤモンドバックスがローテション補強へジオリト狙う

ルーカス・ジオリトは肘の手術から復帰し、2025年はレッドソックスで26先発、防御率3.41と復活のシーズンを送った。31歳の右腕には複数の獲得希望球団が現れるとみられ、ダイヤモンドバックスもその一つと報じられている。

20日、MLBネットワークのモロシ記者は、アリゾナがすでにジオリトと「ある程度の会話をしている」と語った。またザック・ギャレンが18日にクオリファイングオファー(QO)を拒否してFAとなったため、このタイミングは特に重要であると指摘している。

ダイヤモンドバックスはローテーションの層が非常に薄い。ギャレンに加え、チームはトレード期限でメリル・ケリーを放出し、さらにコービン・バーンズもトミー・ジョン手術からの回復のため、2026年の大半を欠場すると見込まれている。

ヤンキースがデビン・ウィリアムズとの再契約を検討

デビン・ウィリアムズのヤンキースでの2025シーズンは順調とは言えなかった。オフにブルワーズからトレードで加入した後、5月時点で防御率は10点台に乗り、クローザーの座を失った。夏場にかけては29登板で防御率2.28、40三振、5四球という好調な期間があり役割を取り戻したが、8月には再び調子を崩し、クローザーから外れた。

最終防御率は4.79となったが、MLB.comのマイク・ペトリエロ記者が指摘したように、その数字は不運に左右された部分が大きく、シーズンを通して投球を正確に反映しているわけではない。

実際、この防御率にもかかわらず、多くの球団がウィリアムズ獲得に動いており、ヤンキースもその一つである。The Athletic(ジ・アスレチックス)のケン・ローゼンタール記者とウィル・サモン記者によれば、ニューヨークとウィリアムズ側は再契約の話し合いを行っているという。ただし、ナ・リーグ最優秀救援投手を2度受賞している右腕の争奪戦は非常に激しくなるとみられている。

サモン記者によれば、ウィリアムズには約12球団が興味を示しており、そこにはドジャース、レッドソックス、レッズも含まれる。さらにESPNのジェフ・パッサン記者は18日にメッツも獲得レースに加わっていると報じ、MLBネットワークのモロシ記者もジャイアンツとタイガースを有力候補に挙げている。

大型トレード成立後も、オリオールズはタッカーを狙うのか?

18日、今オフ最初の大きなトレードが成立した。オリオールズがエンゼルスからテイラー・ウォードを獲得し、対価として右腕グレイソン・ロドリゲスを放出した。オリオールズは今オフ、すでにレオディ・タベラスとメジャー契約を結んでおり、これで外野手を2人獲得したことになる。タイラー・オニールに加え、コルトン・カウザーやディラン・ビーバーズといった若手もいるため、外野はかなり飽和状態だが、補強がまだ終わらない可能性がある。

The Athletic のケン・ローゼンタール記者とウィル・サモン記者によれば、ボルティモアはカイル・タッカー獲得の可能性を残しているという。タッカーを加えることは明らかに打線を強化するだけでなく、最大の補強ポイントである投手陣のためのトレードに動く柔軟性をチームにもたらす。

ロドリゲスを放出したことで、そのニーズはさらに大きくなった。26歳のロドリゲスは2024年7月以降、ケガでメジャー登板がなかったが、それ以前には将来を期待される投球を見せていた。右肘のクリーニング手術を8月に受けたことで、2026年には万全と考えられていた。

トレード市場に出る可能性がある投手としては、ツインズのジョー・ライアンやパブロ・ロペス、ナショナルズのマッケンジー・ゴア、ブルワーズのフレディ・ペラルタなどが挙げられている。

19日にMLBネットワークに出演したMLB.comのマーク・ファインサンド記者は、オリオールズが狙う可能性のあるFA先発投手について言及した。

「オリオールズは、最低でもローテーションの前半を担える先発投手を1人必要としている」と述べた。

「ディラン・シース、フランバー・バルデス、もしくはマイケル・キング。このあたりの誰かを獲得するだろう、というより、しなければならない。昨年も多くの期待を背負っていたが、コービン・バーンズの穴を埋められなかったために代償を払うことになった。マイク・エリアス編成本部長がトップクラスの先発投手にお金を使うと予想している。今井達也も候補に入れていいだろう」

どのルートを選ぶにせよ、オリオールズは今オフ、昨年よりもはるかに積極的にトップクラスの先発投手を追うことになりそうだ。昨年はバーンズをFAでダイヤモンドバックスに奪われ、最終的にチャーリー・モートンと菅野智之を獲得したが、2人は計53試合で防御率4.95と苦戦し、さらにロドリゲスが1年を全休した結果、2025年の先発防御率はMLBで7番目に悪い4.65となってしまった。

岡本、高橋が正式にポスティング

19日、MLB球団に対し、さらに2名の日本人スター選手が米国移籍に向けて動き出したことが通達された。

読売ジャイアンツの内野手・岡本和真と、西武ライオンズの右腕・髙橋光成が、それぞれポスティングされ、MLBのFA市場に参加することとなった。

今月初めには左の強打者・村上宗隆、右のエース・今井達也もポスティングされており、その2人に続く正式なポスティングとなった。

詳細はこちらより