カブス鈴木誠也、当初はスタメン予定もランニング後にベンチスタートに変更

June 14th, 2026

鈴木誠也(31)は14日(日本時間15日)の朝、前夜に痛めた右膝の状態を確認するため、オラクルパークの右翼フィールドへ向かった。ランニングを行い、当初はDHとしてスタメン予定だったが、クレイグ・カウンセル監督(55)は鈴木に少なくとも1日の休養を与えることを決定した。

カウンセル監督は、14日(同15日)のジャイアンツ戦の前に「本人の調子は良い。ここは念のため、もう1日休みを与える」とスタメン変更のり理由を説明。「鈴木本人は出場できると楽観視している。ただ、慎重を期したい。日々の状態を見て判断していく」と付け加えた。

13日(同14日)の夜にサンフランシスコで行われた6−1の勝利において、攻守にわたる印象的な活躍をしていた鈴木は右膝の負傷で途中交代した。

四回、鈴木はマット・チャップマン(33)の放った沈み込むライナーを捕球しようとしたが、わずかに届かなかった。前方に手を伸ばしたが届かず、後方に転がったボールを追う前に勢いを止めようとして、不自然なステップを踏んだ。検査のため、鈴木は試合から退いた。

カウンセル監督は勝利後に「交代後の報告は前向きなものだった」と語った。

球団広報は「右膝の違和感」により交代したと発表。日本代表として出場したワールドベースボールクラシック(WBC)で負った右膝の負傷(後十字靭帯の軽度な捻挫)により、鈴木の今季の開幕は4月10日まで遅れた。

鈴木は13日(日本時間14日)の出来事について似たような感覚だったと説明したものの、今回の違和感は前回ほど深刻ではないと指摘した。

ユーティリティプレイヤーのマット・ショー(24)と交代して右翼から退いた鈴木は、途中交代した時点で2つの好守を見せ、適時打を放つなど、カブスの4−1のリードに貢献していた。

初回、ジャイアンツのDHブライス・エルドリッジ(21)がベン・ブラウン(26)の投球を右翼の奥へ弾き返したが、外野に跳ね返ったボールを鈴木が巧みに処理した。捕球するとすぐさま反転して送球し、エルドリッジを二塁でアウトにした。三回には、鈴木はスライディングキャッチを見せ、エリック・ハース(33)の安打を阻んだ。スタットキャストによると、そのプレーの捕球確率は25%だった。

中堅手のピート・クロウ=アームストロング(24)は「鈴木が見せたあの2つのプレーはかなり驚異的だった。誰もが鈴木の肩がすごく良いことを知っているから、それを披露するのを見るのはいつも楽しい。完璧な送球だった」と好守をたたえた。

鈴木は攻撃でも貢献し、三回にジャイアンツの先発トレバー・マクドナルド(25)から適時打を放った。3打席で1四球1安打。今季は57試合で打率.255、出塁率.339、長打率.433、10本塁打、7二塁打、28打点をマークしている。この試合を迎える前までの直近9試合では、打率.333(30打数10安打)、3本塁打、OPS1.094と調子を上げていた。

クロウ=アームストロングは「試合後の鈴木は上機嫌に見えた。当然、本人の代弁はできない。しかし、今夜のようなプレーをすべてこなしているのであれば、リーグの誰もが注目する極めて万能な選手だ。見ていて楽しい」と語った。