二刀流・大谷、2本塁打の翌日にライブBP

May 31st, 2025

ヤンキース戦での2本塁打という圧巻のパフォーマンスから一夜明けた土曜日、大谷翔平は投手としてフィールドに姿を見せた。本拠地ドジャースタジアムでのヤンキースとの第2戦前、今季2度目のライブBP(打者を相手にした投球練習)を行った。

1度目となった先週のライブBPで三振に倒れたドジャースのトップ有望株であるダルトン・ラッシング。今週は、捕手としてマウンドの大谷を間近で見つめ、そのすごさを改めて実感したという。

「彼の球のリアルさ、選手としての競争心の強さを目の当たりにできた。こういう選手と対峙することで、自分自身の立ち位置も分かってくるし、自分と相手、それぞれの強みが見えてくる。特別な体験だった」と語った。

大谷は2人の打者(いずれもマイナー1Aランチョ・クカモンガ所属)を相手に2イニングを想定し、計29球。右打者と左打者を相手に、球種の精度や感触を確認し、結果は1三振1四球。クリーンヒットを2本ほど許し、いくつかのゴロも打たれた。

デーブ・ロバーツ監督によれば、大谷は全ての球種を織り交ぜた投球をみせ、登板後の感触も上々とのこと。「本人としては制球にやや不満があったようだが、われわれとしてはポジティブな一日だった」と評価した。

まだ1軍復帰のタイムラインは明示されていないが、大谷は毎週着実にステップを踏んでおり、チームは慎重に復帰までの段階を見極めている。

一方で、「打者・大谷翔平」は今年もリーグを席巻している。金曜日には、アーロン・ジャッジとともに両リーグの現役MVPが同じ一回に本塁打を放つというMLB史上初の快挙を達成すると、その後今季22号となる一発。MLB単独トップを走っている。

これにより、ドジャースの月間最多本塁打記録(15本)に並ぶなど再び記録を作る大谷。先週日曜には、手術後初のライブBP直後に先頭打者本塁打を放つなど、「二刀流」の復活が確実に近づいていることを感じさせる。

「彼の一番すごいところは、『区切る力』だと思う。2人分の仕事を同時にやっていながら、打撃でも結果を出し続けているのは本当に驚異的だ」と指揮官もたたえた。

なお、大谷はマイナーでのリハビリ登板は行わず、シミュレーション形式の登板のみで調整を進める予定。最終的には6イニングを投げられる状態に仕上げる必要があり、先発ローテーション入りはオールスター明け以降になる見込みだ。