シーズン最終戦を快勝で100勝到達!気になる大谷の状態は?

September 27th, 2026

【ドジャース5-1ジャイアンツ】サンフランシスコ/オラクルパーク、9月27日(日本時間9月28日)

わずか5試合で大谷翔平の1年を語ることはできない。それでも、このスーパースターがポストシーズンでどのようなプレーをするのかを見極めるために、シーズン最後の5試合の重要度は高い。

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この日のレギュラーシーズン最終戦で、大谷は3打数1安打。ドジャースは延長十回の末、ジャイアンツに勝利した。デーブ・ロバーツ監督の下でシーズン100勝に到達したのは6度目。監督としてこの偉業を達成したのは、殿堂入りしているボビー・コックス、ジョー・マッカーシーに続いて3人目となった。

ワールドシリーズ2連覇中の王者にとって、1年で最も重要な戦いが目前に迫っている。約1週間後の9月3日(日本時間4日)、ドジャースタジアムで開幕するナ・リーグ地区シリーズから、タイトル防衛への戦いが始まる。

「ポストシーズンに向けた立場が変わるわけではないが、それでも100勝は誇れる数字だ」と指揮官は話した。

ドジャースは9月を18勝7敗で締めくくり、好調のままレギュラーシーズンを終えた。ワイルドカードシリーズ免除による休養期間を挟んでも、この勢いを維持したいところだ。

「チームとして、またいい野球ができるようになったと思う。ポストシーズンに向かううえで、望んでいた流れだ。投手陣は素晴らしいし、打線も調子を上げ始めた。この5日間を使って、調子を戻さなければならない選手もいる。それでも、シーズン終盤にはいいことがたくさんあった」とフレディ・フリーマンは話した。

1998~2000年のヤンキース以来となる3連覇を目指すドジャースは、移籍後3シーズンにわたってそうしてきたように、大谷が打線を勢いづけてくれることを期待している。しかし、長引く右上腕二頭筋と左膝の負傷で15日間の負傷者リスト(IL)に入り、2週間以上の実戦から離れていたためか、復帰後の5試合で打撃面の見せ場をあまりつくれなかった。21打数5安打、打率.238で、1四球に対して8三振を喫した。

大谷はレギュラーシーズンを打率.275、OPS.889、30本塁打で終えた。本塁打はすべてIL入り前に放ったものだ。MVP争いではカブスのピート・クロウ=アームストロングが独走しているとみられ、大谷の連続受賞は3年で途切れるだろう。

この日の最終戦を前に、ロバーツ監督は大谷の最近の打撃について、ポストシーズンに向けて本格的に心配すべきものではなく、実戦から離れていた影響だと説明した。ドジャースは、大谷の体調がここしばらくで最も良い状態にあると考えており、IL入り前のように、ケガがスイングを妨げているようには見えないという。

大谷にもっと結果が出ていれば心強かっただろうが、ドジャースが重視していたのは表面的な数字だけではなく、内容のある打席だ。復帰後の最初の2試合とこの日の試合ではそれが見られたが、その間の試合では内容が落ちた。それでも、この5試合はリハビリ出場と同じように、結果そのものよりも、体の状態と打席での感覚を確かめる意味合いが強かった。

「今日は内容がずっと良かったと思う。ただ、最も大切なのは、健康体で終えられたと感じていることだ。これから数日で、さらに状態が良くなると期待している。土曜日(9月3日)には、いい状態になっていると思う」と指揮官は話した。

大谷の成績が特に落ち始めたのは、8月8日に投手復帰へ向けて調整を本格化させてからだった。そこからIL入りまでの24試合では打率.198で、109打席で34三振。この期間の平均バットスピードは約116.7キロ、平均打球速度は約148.4キロで、最初の106試合の平均バットスピード約117.3キロ、平均打球速度約150.3キロを下回った。

ILから復帰後の5試合では、平均バットスピードが約116.8キロとわずかに上がり、平均打球速度は約155.8キロと大きく向上した。すぐに結果には結びつかなかったものの、体調とスイングの両面で、前向きな兆候といえそうだ。

ポストシーズンは、新たなスタートだ。大谷は試合のない期間に休養を取り、実際の投手を相手に打席にも立つ予定で、本来の打撃を取り戻してくれることをドジャースは期待している。ただ、このスーパースターがどこまで力を発揮できるのかは、実際にその日を迎えるまでは分からない。