大谷翔平が本当に「地球上最高の選手」かもしれない7つの理由

June 4th, 2026

大谷翔平(31)の魔法のような活躍は長く続いており、私たちはつい、それを当たり前のように受け止めてしまいそうになる。しかし、時には少し立ち止まり、今まさに目の当たりにしている唯一無二の偉大さにただ感嘆することも必要だ。

だからこそ、まさにその偉大さを振り返りたい。3日(日本時間4日)、大谷はまたしても二刀流として見事に躍動した。マウンドでは6回を2安打無失点に抑えて防御率0.74に下げ、打席でも5度出塁した。

試合後、捕手のウィル・スミス(31)は「この地球上に存在した最高の選手」と最も的確に表現した。

大胆な主張に聞こえるが、スミスは決してチームメートを大げさに称賛しているわけではない。私たちはその一例として、以下の事実と数字を提示する。

・3日(同4日)の活躍は、そのすごさを語り始める出発点としてうってつけだろう。先述の通り、大谷は6回無失点の投球を続けながら、5度出塁した。先発して6イニング以上を無失点に抑えつつ、同一試合で5度以上の出塁は、実に約62年ぶりの出来事だった。

近代野球(1900年以降)において、これを達成した選手は他に3人しかいない。1920年7月30日のホッド・エラー、1951年5月23日のメル・パーネル、そして1964年9月26日のメル・ストットルマイヤーだ。

・驚くべきことに、大谷が登板した試合で5度出塁した実績は、これが初めてではない。エンゼルス時代の2023年5月15日にも同じ記録を達成している。

少なくとも1900年以降で、キャリアでこれを複数回達成した選手は、パーネル、ウェス・フェレル、ジミー・キャラハンの3人のみだ。

・大谷は今季の先発10試合で防御率0.74をマークしている。今季60イニング以上投げた投手で最も低い数字にとどまらず、両リーグで自責点が公式記録となった1913年以降(オープナーを除く)、特定のシーズンにおける最初の先発10試合での防御率として史上3番目の低さとなる。

先発10試合で大谷より優秀な防御率の投手は、2021年のジェイコブ・デグロム(37)の0.56と、1966年のフアン・マリシャル(88)の0.59の2人のみだ。

・さらに興味深いデータがある。大谷は防御率1.00未満とナ・リーグ規定打席到達者で最高の出塁率を両立させている。出塁率.420であり、投手として許した出塁率(.224)を200ポイント近く上回っている。

・5月20日(同21日)のパドレス戦での先発登板時、大谷は先頭打者本塁打を放ち、5回無失点。先発登板で無失点に抑えつつ同一試合で本塁打を放つ快挙は7度目となり、少なくとも1900年以降で最多記録を共有していた殿堂入り選手のボブ・ギブソンを抜き、単独トップに立った。

・大谷は5月27日(同28日)のロッキーズ戦での先発登板時にも先頭打者本塁打を放ち、この試合では6回無安打無失点に抑えた。MLB史上、投手による先頭打者本塁打は3本のみ記録されており、すべて大谷による記録。

・大谷は今季、投手として61回を投げてわずか7失点(自責点5)しか許していない。一方、打者としては10本塁打を放っている。

考え直せば、スミスが大谷を地球上の存在に限定した評価は、過小評価になるかもしれない。