【パドレス3-4ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、7月3日(日本時間4日)
初回、マウンドを降りた大谷翔平はダルトン・ラッシングを探し、拳を合わせて片腕で抱き寄せた。その後、先頭打者として準備に入った。
立ち上がりに苦しんだものの、少なくとも前回バッテリーを組んだ時とは違い、2人が同じ方向を向けていることを示すサインだった。
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ラッシングとなかなか意見が合わず、大谷が配球を自ら決めていた前回登板を経て、バッテリーはよりスムーズに機能しているように見えた。立ち上がりから最後まで苦しい登板ではあったが、大谷は6回3失点、9奪三振。チームは逆転勝利を果たした。
「いいところと悪いところがありながら、6回を投げて、まだ勝てる希望を残しながらゲームを残したという感じだと思います」と投球を振り返った。
大谷はこの夜、立ち上がりから制球に苦しんだ。フェルナンド・タティスJr.に四球を与えて始まり、続くジェイク・クロネンワースに対しても、ボールが2球先行した。クロネンワースはフルカウントまで粘り、再び四球を選んだ。
タティスはギャビン・シーツの安打で生還し、結果的にこの四球は痛手となった。ただ、大谷はその後の初回の3つのアウトをすべて三振で奪い、失点を最小限に抑えた。それが勢いを取り戻すきっかけになったようだ。
シーツの適時打の後、大谷は続く7人の打者のうち6人を三振に仕留めた。四回にはジャクソン・メリルにソロ本塁打を許し、六回にはザンダー・ボガーツの適時二塁打でさらに失点したが、最終的には得点圏の2人の走者を残して切り抜けた。大谷は今季最長となる中8日の休養を生かし、今季最多の110球を投じてクオリティースタートを記録した。
失点を抑えることはできたが、最初の10先発で築いた高い基準には再び届かなかった。その期間は61イニングでわずか7失点(自責点5)だったが、直近4先発では24回2/3で14失点(自責点12)を喫している。
パドレス先発マイケル・キングに6回まで無得点に抑えられていたドジャース打線は、七回にテオスカー・ヘルナンデスの満塁本塁打で逆転。6月29日に負傷者リストから復帰してから初の一発だった。
6点差をひっくり返した前日に続き、この日も逆転する力強さを見せたドジャース。六回終了時点で、わずか3人しか打者を出すことができていなかったが、重要な場面で打線がつながった。
七回に再び1番打者の打順が回ると、ミゲル・ロハスが大谷の代打に送られた。大谷は試合後、右上腕二頭筋に違和感があったため、大事を取って交代したと説明。デーブ・ロバーツ監督は、大谷があすの試合を欠場すると伝えた。
「2カ月前ぐらいの(スイング)練習でちょっと(同じように)なったんですけど、その時は比較的早く良くなったので、今回もそうじゃないかなとは思っています」と大谷は説明した。
以前の二頭筋のトラブルはごく軽微なもので、ロバーツ監督も正確にいつそれが起きたのか特定できないほどだった。当時も、大谷がプレーを続ける上で支障はなかったという。
ロバーツ監督は「彼は回復が早く、いつもきっちり戦線に戻ってくる方法を見つけてくる」とした上で、「しかし、二刀流として体に受ける負荷を考えれば、私たちが彼の体の発するサインを敏感に察知し、対応していくことが極めて重要だと考えている」と語った。
