【ブレーブス7-1メッツ】アトランタ/トゥルーイストパーク、6月19日(日本時間20日)
今季2度目の7連敗を含む、3勝14敗という泥沼からわずか2週間足らず、ブレーブスはナ・リーグ東地区首位のメッツに3連勝を達成。直近9試合で7勝を挙げ、ナ・リーグのワイルドカード枠まで5ゲーム差に詰め寄った。
シーズン開始からおよそ3カ月。ようやくブレーブスの歯車が噛み合い始めた印象がある。スペンサー・ストライダーが6回1失点8三振と好投して試合の流れを作り、マット・オルソンが六回に試合を決定づける3点二塁打を放った。
「まず第一歩は、打者にスイングさせること。そこからすべてが始まる。もし打者がバッターボックスで居心地よく構えて、じっくり待って自分の打ちたい球を待つことができる状況を作ってはいけない」とストライダーは語る。
2023年にはリーグ最多の281三振を記録するも、2024シーズン序盤に肘の手術で離脱。それ以降本来の投球が見せられず、球速が上がらず、決め球のスライダーも本来の姿からは程遠いものになっていた。
しかし、球速と制球の改善により、スライダーで空振りを奪う回数も増えており、土曜日のロッキーズ戦では13三振を記録。それが偶然ではなかったことを証明するかのように、この日の登板では先制を許すもそこから立て直し、三回に先頭のニモにツーベースを許して以降は安打を一本も許さず、メッツ打線を封じ込めた。
ストライダーの復調により、自慢のブルペン陣がさらに強化される。グラント・ホームズは日曜日のロッキーズ戦で自己最多の15三振を記録し、水曜日にはクリス・セールが完封まであと1アウトという圧巻のピッチングを見せた。
加えて、不調だった打線も直近9試合中6試合(メッツ戦3試合すべて含む)で5点以上を記録。復帰から約1カ月が経ったロナルド・アクーニャJr.が打率.376、OPS1.184と圧倒的な成績で、打線を牽引している。
「これまでに経験した苦難、そして今後シーズンで直面するかもしれない困難も、すべては最終的な目標のための準備なんだ。必ず僕たちを強くしてくれる。信じ続けて努力し続けるしかない」とストライダーは力強く語った。
明日からのマーリンズとの3連戦の後は再びメッツとの4連戦。一時は売り手に回るのではないかと思われるほど調子を崩していたが、追い上げムードが確実に盛り上がってきている。
