【ドジャース1-2ブルワーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、2026年10月11日(日本時間10月12日)
タリク・スクーバルは今夏のトレードでドジャースに加入して以来、抜群の安定感を見せてきた。それでも、サイ・ヤング賞を2度受賞した左腕は、ポストシーズン8度目の先発で初めて、六回以降にアウトを取ることなく降板した。
球界屈指の先発投手同士による、注目の投げ合いだった。11日(日本時間12日)にアメリカンファミリーフィールドで行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦で、スクーバルは5回2失点。リードを許した状態で、登板を終えた。
ドジャースは、今年のナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞が有力視されるブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーを、五回1死でマウンドから降ろした。ただ、右腕から奪った得点は、二回のアンディ・パヘスの適時打による1点だけだった。
スクーバルの登板は、打線の1巡目と2巡目で大きく異なった。最初の3回は圧倒的な投球を見せ、対戦した最初の10人のうち9人を打ち取り、6三振を奪った。その間に許した走者は、二回のアンドリュー・ボーンによる二塁打だけだった。
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だが、2巡目に入るとブルワーズ打線が動き始めた。四回の先頭、ブライス・トゥラングに対し、スクーバルは2-1と不利なカウントに。シンカーで内角いっぱいを突いてストライクを取りにいったが、トゥラングがその球を左中間へ運んだ。Statcastによる推定飛距離384フィート(約117メートル)の打球は、中堅手パヘスの頭を超える同点本塁打となった。
五回には制球が乱れ始め、先頭のギャレット・ミッチェルに四球を与えた。走者を出したブルワーズは、自分たちらしい野球で勝ち越した。クーパー・プラットが送りバントでミッチェルを二塁へ進めると、ルイス・ララの中前打でミッチェルが生還した。
ブルワーズはジャクソン・チョーリオの単打とトゥラングの四球で満塁としたが、スクーバルはウィリアム・コントレラスをフライに打ち取り、ピンチを脱した。それでも、苦しい五回を終えて球数は81球に達し、六回からアレックス・ベシアにマウンドを譲った。
