テオスカーの復帰がチームに与える影響は?

June 28th, 2026

3Aオクラホマシティの一員としてリノで1週間のリハビリ出場をこなしたテオスカー・ヘルナンデスは、ドジャースのプレーするウェストサクラメントまですぐそこにいる。

左ハムストリングの張りで離脱してから1カ月が経過し、6月29日(日本時間30日)のアスレチックスとのシリーズ初戦で10日間の負傷者リスト(IL)から復帰する見込みだ。

ドジャースはヘルナンデス不在の間も十分に戦ってきた。5月29日(同30日)にIL入りしてからの27試合で17勝10敗を記録している。それでも、正左翼手が戻ってくることをチームは心待ちにしている。

「ラインアップの厚みが変わる。テオが入れば、当然長打力が加わる。5番、6番、7番のどこを打つにしても、打線に厚みが出る」とデーブ・ロバーツ監督は語った。

ヘルナンデスの復帰が近づく中で、知っておきたいポイントをいくつか挙げる。

復帰後の起用はどうなるか。

昨年、ヘルナンデスは左鼠径部の張りで2週間IL入りし、リハビリ出場はわずか1試合だけだった。その結果、負傷の影響がシーズンの残り期間に残ることになった。ヘルナンデスとドジャースは、その経験を踏まえて今季リハビリと復帰プランを立ててきた。

ヘルナンデスはコメッツで左翼として4試合に出場し、27日には9イニングをフルで守った。28日は休養を取るか、DHとして出場する予定だった。

ヘルナンデスがメジャーに戻るにあたり、ドジャースは段階的に起用していく方針だ。特にチームの休養日は7月9日までない。復帰後最初の1週間は4試合か5試合で限定的に先発し、そこからさらに状態を上げていく可能性が高い。

ロースターへの影響は。

ドジャースはヘルナンデスの復帰に対応するためのロースターの移動をまだ発表していないが、ヘルナンデスのIL入り当初に昇格した球団19位プロスペクトのライアン・ウォードが、アクティブロースター枠を空けるために3Aへオプションされる可能性が高い。

ヘルナンデス不在の間、左翼はプラトーン起用が行われ、ウォード、アレックス・コール、トミー・エドマンが交代で出場した。ヘルナンデスが完全に状態を整えれば、コールは今季序盤に務めていた第4外野手に戻る。エドマンも必要に応じて外野を守る可能性はあるが、二塁での出場が増え、時折マックス・マンシーに代わって三塁に入ることもあるだろう。

打順については、ヘルナンデスは中軸付近を打つことになるはずだ。特に勝負強いバッティングは今のチームが必要としており、得点圏で50打席以上に立っているドジャースの9選手の中でのOPS.862は、アンディ・パヘス、フレディ・フリーマン、大谷翔平に次ぐ4位だ。

3Aでの成績から何が読み取れるのか。

ヘルナンデスはコメッツでの最初の4試合で14打数3安打、打率.214にとどまった。ただ、その3安打はすべて本塁打だった。長打力が出ているのは前向きなサインだが、打者有利のリーグという点も考えれば、ある程度予想されることでもある。

「3Aの投球はメジャーの投球とは比較できないと思う。それはみんな分かっていることだ。ただ、彼が健康なら、信頼できる選手だ」とロバーツは語った。

ドジャースとしては、ヘルナンデスが離脱前の状態をそのまま取り戻すことを望んでいる。IL入りする前の18試合では60打数22安打、打率.367、長打7本を記録していた。ただ、たとえ復帰直後から大きな影響を与えなかったとしても、その存在はチームの実力を底上げし、ポテンシャルを高めるだろう。