リリーフ投手の大量起用の5試合を経て、ホワイトソックス投手陣の登板可否は?

October 8th, 2026

【ガーディアンズ9−3ホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド、10月7日(日本時間8日)

ポストシーズンの4試合で機能してきたホワイトソックスの変則的な救援中心の投手起用は、7日(同8日)のア・リーグ地区シリーズ第3戦でついに歯車が狂った。

120年ぶりとなる本拠地でのポストシーズンでのシリーズ突破を待ち望む大観衆が詰めかけたレートフィールドで、左腕ブライアン・ハドソン(29)とヘイゲン・スミス(23)が三回につかまり、4失点。

その後も右腕デービッド・サンドリン(25)とデービス・マーティン(29)が苦しみ、ホワイトソックスはガーディアンズに敗れた。

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それでも明るい材料はある。第4戦では、重要な局面を任される救援陣を全員起用できる見込みだ。第1戦で4イニングを投げ切ってセーブを挙げ、第2戦でも4アウトを取ってセーブした守護神グラント・テイラー(24)も控える。

テイラーは複数イニングの登板が可能で、必要なら再び4イニングを任される可能性もある。最後の登板は5日(同6日)の第2戦で中2日を開けることができた。

ウィル・ベナブル監督(43)は、各投手の状態を確認したうえで第4戦の起用を決める考えを示した。

「何人かについて、どこまで投げられるかを確認します。今日はノア・シュルツ(23)もプランに入っていて、中盤をしっかりカバーしてくれました。これで一度態勢を整え、現在の状況を改めて確認できます」

剛速球を武器とするジョーダン・ヒックス(30)も十分に休養を取っており、今ポストシーズンは4イニング無失点。ベテラン右腕エリック・フェディ(33)も複数イニングを任される可能性がある。スミスも21球にとどまったため、第4戦で登板できる見込み。7日(同8日)の第3戦でオープナーを務め、22球を投げたショーン・ニューカム(33)も候補となる。第2戦でオープナーを務めた左腕アンソニー・ケイ(31)も登板可能だ。ただし5日(同6日)は1イニングを投げ切れなかった。

ホワイトソックスは第4戦の先発をまだ発表していない。今ポストシーズンで続けてきた通り、起用可能な投手を総動員し、状況に応じて継投していくことになる。一方、ガーディアンズは新人左腕パーカー・メシック(25)を先発に立てるため、ホワイトソックス打線には難しい相手となる。

第3戦では、左腕ニューカムが最初の2回を無失点に抑え、継投策は順調なスタートを切った。打線も一回に1点を先制し、大観衆を沸かせた。

しかし三回、ハドソンは先頭のトラビス・バザーナ(24)に5球で四球を与えると、ブライアン・ロッキオ(25)、スティーブン・クワン(29)に連打を浴び、1-1の同点に追いつかれた。

ここでホワイトソックスはスミスを投入した。スミスはアストロズとのワイルドカード・シリーズ、第1戦で短いイニングの先発を任され、好投していた。

この日はホセ・ラミレス(34)に四球を与えて満塁。2死までこぎつけた後、1ボール2ストライクから高めに投じたフォーシームをジョー・アデル(27)に捉えられ、試合の流れを大きく変える3点三塁打を許した。

ベナブル監督は当初の継投プランを説明した。

「ニューカムからハドソンにつなぎ、その後はヘイゲンを火消し役として投入する予定でした。四球と何本かの安打で難しい展開になりました。アデルとの打席では2ストライクまで追い込みましたが、高めのフォーシームにうまく食らいつき、フェアゾーンへ運ばれました」

一方、かつて球団トッププロスペクトに評価されたシュルツの救援登板は明るい材料となった。左腕はチームが必要としていた3イニングを担い、2安打、2四球、1三振、1失点だった。

唯一の失点は五回。ラミレスに二塁打を許し、三盗を決められた後、チェイス・デローター(24)の二ゴロで生還された。

「感覚は良かったです。五回だけはやり直したいですけど、今さら変えられません。全体的にはいい感覚で投げられました」

第3戦に敗れ、第1、2戦後と異なり8日(同9日)は休養日がない。ベナブル監督は試合後半、今ポストシーズンで登板機会の少なかった投手を起用する判断を下した。

右腕タイラー・デービス(28)はポストシーズン初登板となった七回を無失点に抑えた。一方、サンドリンとマーティンはともに打ち込まれた。サンドリンは八回に2失点、マーティンも九回に2点を奪われ、試合の大勢が決した。

マーティンは今ポストシーズン初登板。サンドリンは9月29日のア・リーグ、ワイルドカード・シリーズ第1戦で1回1/3を無失点に抑えて以来の登板だった。

ベナブル監督は四球を大きな課題に挙げた。ホワイトソックス投手陣は計10四球を与え、そのうち5人が生還した。

「もう少ししっかり投げ切らないといけません。このシリーズを通して話してきましたが、相手は四球を出せば、得点に結びつけるチームだと分かっています。最初の2試合では失点につながりませんでした。でも今日は、そこを突かれました」