ホワイトソックスが地区シリーズ突破を決める可能性を迎えた8日(日本時間9日)の第3戦を前に、レート・フィールドとその周辺は、ガーディアンズとの決戦を待つ熱気に包まれていた。
今週日曜にグリーンベイで予定されるNFLのベアーズ対パッカーズ戦が二番手の話題に追いやられるには、よほど大きな出来事が必要だ。楽しさにあふれ、多くのファンから愛される今季のホワイトソックスは、それを現実にした。
ホワイトソックスのジョシュ・バーフィールドGM補佐(43)は、チームを取り巻く熱狂の広がりを実感している。
「今回の快進撃で特に楽しいことの一つが、シカゴの街全体、そして今では全米へと、このチームを応援する輪が広がっている光景です。街を歩いていて呼び止められ、『このチームを見るのが本当に楽しい』と言ってもらったり、ポストシーズンで勝つたびに電話やメッセージが届いたりする。このチームがこれだけ大きな影響を与えている様子を実感できて、本当にすばらしいです」
MLBの最新ニュースを見逃さない!
- 【毎週日本時間金曜配信】日本語版ニュースレターに登録
- 【自分のスタイルでMLBを楽しむ】日本語公式アプリをダウンロード
- 【2026年より開設!】MLB Japan公式Youtubeチャンネル
始球式には、俳優ベルモント・カメリ(28)が登場した。カメリは5月16日にもレートフィールドで始球式を務めている。
もともとカブスから始球式のオファーを受けていたという。だが、ドラマ「Off Campus」の主演俳優はホワイトソックスへの愛を貫いた。父親がシカゴ南郊のサウス・シカゴ・ハイツ出身という縁もあり、カブスからの誘いを断ってサウスサイドの球団を選んだ。
この一戦へ向けて街全体が盛り上がる様子も、今やホワイトソックスがシカゴの主役となっている現状を象徴している。
2021年以来となる本拠地でのポストシーズンを前に、ファンは早い時間からレートフィールドへ詰めかけた。本拠地でシリーズ突破を決めるチャンスは1906年以来120年ぶりで、球団史上でも2度目となる。
駐車場では試合前からパーティーが開かれ、チームストア近くに設置されたポストシーズン仕様のフォトブースには、記念撮影を待つファンが列を作った。
村上宗隆(26)のユニホームを着たファンもいれば、OBのマーク・バーリー(47)、ポール・コネルコ(50)のユニホーム姿も目立った。さらに、ケン・グリフィーJr.(56)やジェイク・バーガー(30)のホワイトソックス時代のユニホームを着たファンまでいた。
こうした特別な一日には、今季チームに貢献してきた選手一人ひとりがファンからたたえられる。スタンドには「ポープ・ハット」(ローマ教皇風の帽子)が数多く並び、それに負けないほど魔法使いの帽子も目立った。今季チームを盛り上げてきたマイク・バシル(26)の「魔法」にちなんだものだ。
この日のテーマは、ファンが黒い服でスタンドを埋める「ブラックアウト」。観客もその呼びかけに応えた。ショーン・ニューカム(33)が試合前の投球練習でブルペンへ向かった瞬間から、球場には大きな熱気が漂った。
息子と観戦に訪れたネーサン・ワイルダさんは、2005年の記憶を重ねた。
「2005年のワールドシリーズ第1戦にも行きました。今日の雰囲気は、あの時を思い出させます。僕は子供の頃からずっと試合を見に来ています。息子のこの笑顔がすべてを物語っています。席に着いた瞬間、『うわ、すごい』って。球場に入って、この興奮を感じて、みんなが黒い服を着ている。こんな雰囲気はほかにありません」
こうした特別な一日には、今季チームに貢献してきた選手一人一人がファンから称えられる。スタンドには「ポープ・ハット」(ローマ教皇風の帽子)が数多く並び、それに負けないほど魔法使いの帽子も目立った。今季チームを盛り上げてきたマイク・バシル(26)の「魔法」にちなんだものだ。
この日のテーマは、ファンが黒い服でスタンドを埋める「ブラックアウト」。観客もその呼びかけに応えた。ショーン・ニューカム(33)が試合前の投球練習でブルペンへ向かった瞬間から、球場には大きな熱気が漂った。
息子と観戦に訪れたネーサン・ワイルダさんは、2005年の記憶を重ねた。
「2005年のワールドシリーズ第1戦にも行きました。今日の雰囲気は、あの時を思い出させます。僕は子供の頃からずっと試合を見に来ています」
「息子のこの笑顔がすべてを物語っています。席に着いた瞬間、『うわ、すごい』って。球場に入って、この興奮を感じて、みんなが黒い服を着ている。こんな雰囲気はほかにありません」
7歳の少年は父親と横断歩道を渡るのを待ちながら、通り過ぎる車や歩行者に向かって「ゴー、ホワイトソックス!」と声を張り上げていた。親子は観戦チケットを持っていなかった。それでも早くから球場を訪れ、選手のサインをもらい、ホワイトソックスを包む特別な空気を味わおうとしていた。
今の盛り上がりはホワイトソックスだけにとどまらない。シカゴの街全体を巻き込んでいる。
ベナブル監督は、選手たちが本拠地で過ごす時間への思いをこう説明した。
「選手たちは毎日、本当に楽しみに球場へ来ています。この夏、特にこの球場へ来る時間が、毎日の生活の中心になっていました。ファンの前でプレーできる機会は、毎日が特別です。選手たちはそこに集中し、また本拠地でプレーできる機会を楽しみにしています。今はそういう気持ちでいると思います」
