ポストシーズンでいまだリード許さず、ホワイトソックスが敵地クリーブランドで地区シリーズ第1戦勝利

October 3rd, 2026

【ホワイトソックス3-0ガーディアンズ】クリーブランド/プログレッシブフィールド、10月3日(日本時間4日)

ホワイトソックスがア・リーグのポストシーズンで勝利するかどうかは、もはや焦点ではない。

今や注目は、シカゴが一度でもリードを許すのか、という話題に移っている。

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ポストシーズン3試合を終えた時点だけに、少し大げさかもしれない。それでもホワイトソックスはア・リーグ地区シリーズ第1戦でガーディアンズに3-0で勝利し、ここまで27イニングで一度もリードを許していない。

さらに、9月29日(同30日)にヒューストンでポストシーズンが始まって以降、27イニング中24イニングをリードした状態で終えている。ポストシーズン最初の3試合として球団史上最多で過去20年のMLBでも2019年ヤンキース、2017年ドジャースと並ぶ最多記録となった。

ホワイトソックスは、この驚異的なシーズンで最高とも言える野球を、最も重要な時期に繰り広げている。

七回に適時二塁打を放ったコルソン・モンゴメリー(24)は語った。

「今こそ、やらないといけない時期です。ポストシーズンですからね。みんな集中できていると思います。それぞれが自分のプランやアプローチを貫き、自分たちらしくプレーできています」

「打線全体でストライクゾーンをしっかり管理できています。救援投手も含めて投手陣はどんどんストライクを投げ込んでいる。無理にボール球で振らせようとせず、特に守備を信頼して投げています」

3日の完勝で、ホワイトソックスは2005年以来となるア・リーグ優勝決定シリーズ進出まであと2勝とした。さらに4日(同5日)の休養日、5日(同6日)の第2戦を経て、レートフィールドで少なくとも2試合を戦うことも確定した。第2戦でギャビン・ウィリアムズ(27)擁するガーディアンズに敗れても、第3、4戦はシカゴで開催される。

オフに2年3400万ドル(約54億円)で日本から加入した村上宗隆(26)は、球団に新たな活気をもたらしてきた。そしてこの日、一振りで試合を動かした。

四回、先頭のミゲル・バルガス(26)が新人左腕パーカー・メシック(25)から安打で出塁。続く村上が放った2ランは、スタットキャスト計測で飛距離440フィート(約134メートル)に達した。

ホワイトソックス打線は、その後ほとんど追加点を奪えなかった。それでも十分だった。今回もブルペンゲームを採用し、投手陣がほぼ完璧につないだ。

グラント・テイラー(24)は9月29日(同30日)に自己最多の54球を投げたばかりだったが、この日は4イニングを投げ切ってセーブを挙げた。

6三振を奪い、九回にはアンヘル・マルティネス(24)、ナサニエル・ロウ(31)、トラビス・バザーナ(24)をわずか11球で3者連続三振。チームの強さを示した一戦を、圧巻の投球で締めくくった。

ウィル・ベナブル監督(43)は語った。

「これこそポストシーズンです。主力が大舞台に出て、大きなプレーをする」

モンゴメリーも続けた。

「僕たちは自分たちの野球をしただけです。一日を通して、自分たちの強みを生かして戦えたと思います。ポストシーズンに限らず、どんな試合でも自分たちの得意なことから外れてしまう時があります。今、結果が出ている理由は、自分たちの強みを貫けているからです」

新人ヘイゲン・スミスが三回2死から3者連続四球で満塁のピンチを招いた場面でも、ベナブル監督はブライアン・ハドソン(29)を投入。チェイス・デローター(24)を左翼ランダル・グリチック(35)への平凡な飛球に打ち取った。

四回にはアンソニー・ケイ(31)が再び満塁のピンチを背負ったものの、ブライアン・ロッキオ(25)を右翼ブレーデン・モンゴメリー(23)への平凡な飛球に仕留め、無失点で切り抜けた。

ガーディアンズは約1週間の試合間隔が影響するのか。一方、若いホワイトソックスには試合を続けて戦ってきた流れがプラスに働くのか。そんな議論もあった。シカゴの好調ぶりを見ると、ショーン・バーク(26)がレギュラーシーズン終了時に残した言葉は予言めいて響く。

「相手は相手です。僕たちは自分たちの最高の野球をすることだけに集中しています。それができれば、相手が誰かは関係ありません」

バークは5日(同6日)の第2戦で、先発かロングリリーフのいずれかで登板する予定だ。テイラーも42球を投げたものの、4日(同5日)の休養日を挟むため、第2戦で再び登板する可能性がある。

第2戦の結果にかかわらず、ホワイトソックスには本拠地でシリーズ突破を決める機会が訪れる。

カイル・ティール(24)はシカゴでのポストシーズンを思い描き、声を弾ませた。

「最高でしょうね。本拠地でプレーする日が待ち切れません。ファンも絶対にものすごい雰囲気を作ってくれると思います。ここに来てからずっと、この瞬間を夢見てきました。本当に信じられない経験ですし、楽しみで仕方ありません」