ヤンキースは、レイズとの地区シリーズに向けた26人枠を発表し、主将アーロン・ジャッジの登録を見送った。
9月16日に右ふくらはぎを痛めたジャッジは、注射治療や実戦打撃練習を重ねて早期復帰を目指してきた。しかし、ブーン監督によれば未だベースランニングを行えておらず、走塁面に不安を残す。
チームが投手枠を11人に増やしたことや、指名打者枠の兼ね合いもあり、完全な状態でない主将の抜擢は見送られた。ジャッジは「できる準備はすべてやってきた。もちろん出たかった」と悔しさをのぞかせた。
34歳のジャッジは今季、右肋骨の骨折で84試合を欠場。9月8日に復帰したものの、わずか7試合後の9月16日、ツインズ戦でふくらはぎを痛めた。今季は66試合で打率2割4分1厘、出塁率3割6分、長打率5割1分1厘、18本塁打、OPS.871だった。
一方、シーズンの大半を複数回のふくらはぎ負傷で欠場しながら、ワイルドカードシリーズでは登録されたジャンカルロ・スタントンは、地区シリーズでもベンチ入りする。長期離脱から復帰する際の最大の難しさについて、スタントンは「球速への対応」を挙げた。
「できるだけ速い球を見ておく。打席で起きることをイメージして、とにかくその瞬間に備える」
ヤンキースはワイルドカードシリーズで投手10人、野手16人の構成だったが、地区シリーズでは投手11人に変更。左腕ライアン・ウェザーズを加え、内外野を守れるアメド・ロサリオを外した。
ベン・ライスやポール・ゴールドシュミットら、すでに複数の指名打者候補を抱えていることも、ジャッジの復帰を難しくした。さらに、出場に制限のあるジャッジとスタントンを2人ともロースターに入れるのは難しい状況だった。
ヤンキースが優勝決定シリーズへ勝ち進めば、ジャッジが復帰できる可能性は残されている。
