ワールドシリーズ第6戦に勝利した直後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「あすの第7戦では全員が出場可能だ」とコメントした。
どうやら冗談ではなかったようだ。
その「全員」の中には、前日に6回1失点と好投した山本由伸(27)の名前さえ含まれるかもしれない。山本は試合前、フィールドで軽く投球練習を行っており、ロバーツ監督は「試合後にチーム全体でプランを話し合う予定だ」と語った。
「キャッチボールの状態を見て判断するが、本人は『調子が良ければ投げたい』と言っていた」とロバーツ監督。
前夜、ロバーツ監督は「山本だけは起用しない」と明言していたが、その方針が一転した。山本本人も当初は「できれば応援を頑張りたい」と冗談交じりに語っていたが、もし1イニングでも登板すれば、疲弊したブルペン陣にとって大きな支えとなるだろう。ドジャースは27個のアウトをどのように積み上げるか、綿密な継投プランが求められている。
このポストシーズンで、山本以上に好投した投手はいない。第6戦の快投以前には2試合連続で完投勝利を挙げており、第3戦の18回裏、フレディ・フリーマンのサヨナラ本塁打(約120メートル)が飛び出す直前には、万が一の19回に備えてブルペンで肩を作っていた。
「人格と闘志、そのすべてだ」とロバーツ監督は山本の原動力について語った。
「もはや肉体の領域を超えている。精神面の強さにおいて、私が見てきたどの選手にも引けを取らない」
