オールスターの本塁打ダービーが13日(日本時間14日)、ペンシルベニア州フィラデルフィアのシチズンズバンクパークで行われ、カージナルスの新鋭、24歳のジョーダン・ウォーカーが劇的な逆転劇で初優勝を飾った。
決勝では、最後のスイングに追い詰められながらも怒涛の4連続本塁打を放ち、地元フィリーズのスター、カイル・シュワーバーを12-11で破った。カージナルス所属の選手が本塁打ダービーを制するのは、41年の大会史上初の快挙となった。
2026年オールスターは7月14日(日本時間15日)開催!
時間制限のない「スイング数制限」の新フォーマットが導入された。大会にはウィルソン・コントレラス(レッドソックス)、ウォーカー、ジャック・カグリオーン(ロイヤルズ)、村上宗隆(ホワイトソックス)、ベン・ライス(ヤンキース)、ジュニア・カミネロ(レイズ)、シュワーバー、ブライス・ハーパー(フィリーズ)の8選手が出場した。
決勝:ジョーダン・ウォーカー、劇的逆転でカイル・シュワーバーを破る
- ジョーダン・ウォーカー(カージナルス):12本
- カイル・シュワーバー(フィリーズ):11本
先攻のシュワーバーが、フィラデルフィアの大歓声を背に圧倒的な存在感を示した、最初の8スイングで6本の本塁打を記録し、最長445フィート(約135.6メートル)の特大アーチを含む11本をマークしてプレッシャーをかけた。
後攻のウォーカーは、残りスイングがわずかとなる中で8本と追い詰められたが、そこから驚異的な集中力を発揮。プレッシャーのかかる土壇場から4スイング連続で本塁打を叩き込み、地元の観衆を沈黙させる大逆転で頂点に立った。
【ウォーカー】
- 最長飛距離: 455フィート(約138.7メートル)
- 最大打球速度: 113マイル(約181.8キロ)
- 平均飛距離: 429フィート(約130.8メートル)
- 平均打球速度: 107マイル(約172.2キロ)
【シュワーバー】
- 最長飛距離: 445フィート(約135.6メートル)
- 最大打球速度: 113マイル(約181.8キロ)
- 平均飛距離: 416フィート(約126.7メートル)
- 平均打球速度: 107マイル(約172.2キロ)
準決勝
【第1ブロック】
- カイル・シュワーバー(フィリーズ) 9本 ◯
- ウィルソン・コントレラス(レッドソックス) 8本 ●
シュワーバーは序盤で遅れたものの、中盤から急加速し9本をマーク。コントレラスも最長140.5mの特大弾を含むパワーを見せたが、最後の一振りがポップフライとなり1本及ばず。
【第2ブロック】
- ジョーダン・ウォーカー(カージナルス) 6本 ◯
- ジュニオール・カミネロ(レイズ) 5本 ●
カミネロは最長149.6mの今大会最長不倒弾を放つも、5本と失速。ウォーカーは驚異のハイペースでわずか6スイングで決勝進出を決めた。
第1ラウンド ※上位4名が準決勝に進出。
1位:ジョーダン・ウォーカー(カージナルス) 13本
中盤に143.2mの特大弾を記録。13本中10本が128m超えの圧巻のパワーを披露。(最長:143.2m / 平均:130.4m)
1位:ウィルソン・コントレラス(レッドソックス) 13本
トップバッターとして乗り込み、最長149.3mの超特大弾を含む量産した。(最長:149.3m / 平均:136.8m)
3位:ジュニオール・カミネロ(レイズ) 12本
昨年の準優勝者が140m台後半の特大アーチを連発し順当に勝ち上がった。(最長:148.4m / 平均:135.3m)
4位:カイル・シュワーバー(フィリーズ) 10本
序盤は5連続失敗したものの、そこから巻き返して怒涛の4連発。地元の意地で滑り込み突破を果たした。(最長:140.5m / 平均:129.8m)
5位:村上宗隆(ホワイトソックス) 9本
日本勢として大谷翔平以来2人目の参戦。序盤は硬さが見られたが、中盤から本領発揮。美しい放物線を描き、9本を記録。5本が128m超え、最長142.0mをマーク。負傷者リストから復帰してすぐに長打力をアピールした。(最長:142.0m / 平均:128.3m)
6位:ブライス・ハーパー(フィリーズ) 8本
スイングのタイミングが合わずスタートで出遅れ、最長146.9mを放つも8本で準決勝進出ならず。(最長:146.9m / 平均:131.9m)
6位:ジャック・カグリオーン(ロイヤルズ) 8本
中堅バックスクリーン越えの141m弾、後半に4連続アーチを放つも8本で1次ラウンド敗退。(最長:145.3m / 平均:136.5m)
8位:ベン・ライス(ヤンキース) 7本
実父ダン氏を打撃投手に起用したがリズムに乗れず。終盤2階席へ放り込むも7本に終わった。(最長:135.0m / 平均:127.1m)

