【ドジャース4-7ブルワーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、2026年10月12日(日本時間10月13日)
この日、ドジャースはブルワーズのミスでもらったチャンスを、きっちり得点に結び付けた。しかし、相手のミスに頼らず、自力で攻撃をつなぐことはできなかった。
今ポストシーズン6試合で4度目となる得点圏で無安打に終わったドジャースは、アメリカンファミリーフィールドで行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第2戦で、ブルワーズに敗れた。
普段は頼りになる大谷翔平が20打数3安打、ウィル・スミスが23打数1安打と苦しみ、今ポストシーズンに得点圏で安打を放ったドジャースの選手はアンディ・パヘスだけ。打線がつながっていないと感じて当然だ。
「今夜は3安打だった。先発にも、救援陣にも抑えられている。なぜなのか、答えは分かっていない。相手にいい投手がいることは分かっているが、こちらも同じだ。相手の方が、1球ごとの勝負をものにする方法を見つけているのだと思う」とデーブ・ロバーツ監督は語った。
ドジャースは2023年のナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)以来となる、ポストシーズンのシリーズで開幕から2連敗を喫した。これは、ドジャースが最後に敗退したポストシーズンのシリーズでもある。2連覇中の王者は、3連覇への望みをつなぐために立て直さなければならない。シリーズはドジャースタジアムへ舞台を移し、14日(日本時間15日)に第3戦を迎える。
4勝先取のポストシーズンのシリーズでは、2勝0敗とリードしたチームが、過去95例中79例(83%)でシリーズを制している。現在の2試合、3試合、2試合の順で開催地を移す形式では、57例中46例(81%)で、本拠地で2連勝したチームが勝ち上がった。0勝2敗から逆転した16チームのうち、2チームは過去3シーズンに生まれている。2023年NLCSでフィリーズを破ったダイヤモンドバックスと、2025年のア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)でマリナーズを破ったブルージェイズだ。
「次の試合以外のことは、何も考えない」とブルワーズのパット・マーフィー監督は語った。
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この日にドジャースが挙げた4得点は、いずれも安打によるものではなかった。テオスカー・ヘルナンデスとフレディ・フリーマンの犠飛、そしてブルワーズの先発ローガン・ヘンダーソンの2度の悪送球によって生まれた。
投手陣も踏ん張ることができなかった。リードを奪った3度とも、直後の守りを無失点で終えることができなかった。2回2/3で75球を投げて降板した山本由伸に始まり、後を受けたブルペンも失点を重ねた。
ドジャースの残塁はわずか2で、今ポストシーズンの1試合最少だった。ただ、これは良い意味ではない。出した走者自体が6人しかおらず、ヘンダーソンの降板後は1人も出塁できなかった。ブルワーズの救援投手4人が、最後の打者15人全員を打ち取り、試合は終了した。救援陣が走者を1人も許さずに投げたイニング数として、ポストシーズンの1試合最多となった。
NLCSの最初の2試合で、ドジャース打線は本来の力を発揮できていない。一級品の投手陣を相手に攻撃をつなぐことは難しいが、長打も出ていない。打線は自分たちらしさを探している。そして、それを見つけるために残された時間は少ない。あと2敗すれば、シーズンは終了だ。
「相手は本当にいいチームだ。投手が本当にいいし、打線も当たっている。本当にいい野球をしている。僕らはしっかり準備して臨まなければならない。特別な秘策はない。僕らも同じようにプレーしている。あとは、必要な場面で安打を打つ方法を見つけるだけだ」とムーキー・ベッツは語った。
エライアス・スポーツ・ビューローによると、ポストシーズン最初の6試合で、得点圏で安打を放った選手が1人だけだったチームは、過去に2つしかない。1983年のフィリーズではゲーリー・マシューズ・シニアが6打数3安打、2020年のアスレチックスではチャド・ピンダーが6打数4安打だった。これは、ドジャースにとって、あまり縁起のいい顔ぶれではない。地区シリーズ導入前の1983年のフィリーズはワールドシリーズに進んだものの5試合で敗れ、2020年のアスレチックスはALDSで敗退した。
パヘスは得点圏で3打数2安打。それ以外のドジャースの選手は、合わせて23打数無安打だ。
まだ完全に後がなくなったわけではない。優勝を果たした2024年と2025年も、負ければシーズンが終わる状況を2度経験し、いずれも乗り越えてきた。
その経験が、今回の試練も乗り越えられるという自信を与えている。ただ、その可能性を残すには、一刻も早く、打線がかみ合い始めなければならない。
「少なくとも僕は、一度も疑っていない。自分に何ができるか分かっている。このチームに何ができるかも分かっている。2試合負けたからといって、終わりというわけではない」とヘルナンデスは語った。
