【ガーディアンズ9-5ホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド、2026年10月8日(日本時間10月9日)
シカゴのファンは、ポストシーズンの野球を迎えることを5年も待ちわびていた。その中で2連勝を上げ、あと一勝で突破が決まる。レートフィールドは大きな期待感とともに、この2連戦を迎えた。
崖っぷちに立たされたガーディアンズは、そんな完全アウェイのスタジアムに乗り込むのを楽しみにしていた。
「選手たちには、いつもこう聞くんだ。『5万人を熱狂させるのと、5万人を黙らせるの、どっちが好きだ?』とね。まったく違う感覚だけど、どちらも同じくらい楽しい」とスティーブン・ボート監督は今週語った。
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この日の六回、レートフィールドを包んだ静寂は、まさにそれを表していた。ガーディアンズは六回の6得点を足掛かりに、ア・リーグ地区シリーズ(ALDS)第4戦でホワイトソックスに勝利。これで決着は、10日にプログレッシブフィールドで行われる第5戦へ持ち越された。勝者はア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)に進み、レイズと対戦する。
わずか3日前には、シーズン敗退の危機に立たされていたが、レイズとのALCSまであと1勝に迫った。今や、その可能性は五分五分だ。
過去に、3勝先取のポストシーズンのシリーズで0勝2敗と追い込まれた後、続く2試合に勝った18チームのうち、10チーム(56%)が第5戦も制し、シリーズを突破している。ただ、ポストシーズン史上、勝てば突破の試合を本拠地で戦ったチームの成績は70勝68敗で、そのうち地区シリーズでは19勝22敗となっている。
4-3とリードを許して迎えた六回、ガーディアンズは10人の打者を打席に送り込んだ。アンヘル・マルティネスが死球と盗塁でチャンスを作ると、トラビス・バザーナが適時二塁打を放ち、同点に追いついた。
勢いは止まらず、ここから6打者連続で出塁。パトリック・ベイリーの安打、ブライアン・ロキオとスティーブン・クワンの四球に続き、ホセ・ラミレス、チェイス・デローター、ジョー・アデルが破竹の連続適時打を浴びせた。
このイニングで記録した6得点は、1999年ALDS第2戦の三回に並び、球団史上ポストシーズン1イニング最多得点で3位タイ。これを上回るのは、2007年ALCS第4戦(五回)と同一シリーズ第2戦(延長11回)で記録した7得点のみとなっている。
また、ガーディアンズが9-3で勝利した第3戦に続き、ポストシーズンで2試合連続の9得点を挙げたのは、1997年ワールドシリーズの第3戦と第4戦以来、球団史上わずか2度目の快挙となった。
