カブスの左腕マシュー・ボイド(34)が、来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でアメリカ代表として戦うことを正式表明した。米人気番組「Foul Territory」で自ら明かしたもので、デローサ監督からの代表要請に「すぐに『やる』と即答した」と胸を張った。
ボイドは「国を代表できる機会は特別。野球には感謝しかない。多くのチャンスをもらった」と熱い思いを語った。
今季は11年目で自身初のオールスターに選出。179回2/3で14勝8敗、防御率3.21、WHIP1.09とキャリア屈指の数字を残し、充実のシーズンを終えていた。
カブス勢では、すでにピート・クロウ=アームストロングが代表参加を表明しており、チームUSA入りはこれで2人目。ボイドは2025年ナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕のポール・スキーンズを軸とする先発陣に加わる見込みだ。
打線にはヤンキースの看板スター、アーロン・ジャッジを筆頭に、マリナーズの強打者カル・ローリー、ロイヤルズの若き主将ボビー・ウィットJr.、ダイヤモンドバックスの俊足外野手コービン・キャロルら豪華メンバーが集結。前回王者の侍ジャパンから王座奪還を目指す。
米国代表は3月6日(日本時間7日)、ヒューストンで行われるブラジルとのプールBで初戦を迎える。
