クリスチャン・スコットの負傷により、千賀滉大はメッツのローテーションで再び自身を証明するチャンスが生まれた。
チームは15日(日本時間16日)、右股関節のインピンジメントによりスコットが15日間の負傷者リスト(IL)入りしたと発表。翌16日に千賀を復帰させてその枠に入れる予定だ。千賀は腰椎の炎症と尺骨神経の炎症により4月28日からIL入りしており、もともとは今週、マイナーでさらにもう1度リハビリ登板を行う予定だったが、スコットの負傷によって状況が変わった。
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「彼は準備ができている。本人は100%の状態だと話している。『もしマイナーでもう一度投げてほしいなら投げる。でも、自分はメジャーレベルで戦う準備ができている』と言っていた。彼がそれをはっきり口にしているのは、とても良いサインだ」とカルロス・メンドーサ監督は語った。
肩、ふくらはぎ、ハムストリング、背中と、過去3シーズンで多くの負傷を経験してきた千賀は常にこのような姿勢だったわけではない。過去には、自分のメカニクスがまだ整っておらず、追加のリハビリ期間を求めたこともあった。
しかし、11日に2Aビンガムトンで登板し、90マイル台前半(約145キロ台前半)の球速を保ちながら6回をわずか1安打に抑える好投。現地で見ていたあるスカウトは、千賀の代名詞であるゴーストフォークの質を称賛した。
「われわれは結果を見たいと言い続けてきた。そして前回登板では、それが見られた」とメンドーサは語った。
メッツのローテーションは不確定な部分が多く、レッズ戦で結果を残せば、千賀はそのままローテーションに残る可能性が十分にある。2023年シーズン前にメッツと5年7500万ドル(約117億円)の契約を結んで以降、千賀のキャリアは非常に波のあるものになっている。その夏はオールスターに選出されたが、それ以降は8勝10敗、防御率3.89。時に本来の姿を見せながらも、苦しむ場面もあった。
スコットについては、前回のカージナルス戦登板後に股関節の違和感を感じ始めたが、当初はそこまで深刻に捉えていなかった。しかし、ブルペン投球の際に痛みを感じたため、14日にMRI検査を行った結果、インピンジメントが判明した。その後、コルチゾン注射を受け、15日午後の時点ですでに状態は改善していたため、最短のIL期間で済むのではないかという楽観的な見方が出ている。6月27日に復帰可能となる。
現時点で、メッツのローテーションで確固たる位置を占めているのはノーラン・マクリーンとフレディ・ペラルタのみ。ただ、ショーン・マナイアも好投を続けている。千賀は残る2枠のうち1つに入ることになり、メッツは最後の空き枠を、少なくとも一時的には15日に先発したトビアス・マイヤーズで埋めている。
マイヤーズは現時点で、通常の先発登板ほどイニングを伸ばせていない。球団としては、実戦の中で徐々にイニング数を伸ばしていくのか、それとも短い登板に制限し、デービッド・ピーターソンと組み合わせる形にするのかは、まだ分からない。
「そこまではまだ決めていない」と指揮官は語った。
