1つのABSチャレンジが産んだ8得点 ブレーブスが17得点の大勝

April 3rd, 2026

ブレーブス17-2ダイヤモンドバックス】フェニックス/チェイスフィールド、4月2日(日本時間3日)

ABSチャレンジの直接的な影響はわずか1球の判定のみだ。しかし、その1球が持つ可能性は非常に大きい。

この日、ブレーブスの大勝のきっかけとなったのが、フルカウントからのオジー・アルビーズのABSチャレンジだった。これがなければ、試合を決定づけた五回の8得点はなかったかもしれない。

五回、先頭のアルビーズはカウント3-2からダイヤモンドバックス先発のネルソンのカーブを見送った。四球を確信し、バットを投げて一塁へ歩き出したが、球審はストライクコール。アルビーズはすぐにヘルメットを触ってチャレンジを要求し、判定が覆った。

この四球をきっかけにブレーブスは大量得点。オースティン・ライリーが自身の29歳の誕生日を祝う2点タイムリーを放ち、ドレイク・ボールドウィンが1957年のハンク・アーロン以来、開幕7試合すべてで得点したブレーブス選手となるなど、記念すべき得点も生まれた。オルビーズも、五回の2度目の打席で適時打を放つと、続くマイケル・ハリスのタイムリーでこのイニング8点目のホームを踏んだ。

仮に、ABSチャレンジシステムがなくアルビーズが三振となり、後続の打者の結果が全て同じだった場合は、ロナルド・アクーニャJr.が選んだ四球も押し出しにならず、その後のドレイク・ボールドウィンのサードゴロで無得点のままイニングが終了していたことになる。

なお、ボールドウィンのサードゴロが当初併殺打と判定されたため、どちらにしろ無得点のままイニングが終わる可能性はあった。しかし、結果はセーフに。2つの判定へのチャレンジが大量得点を可能にした。

なお、ブレーブスが1イニングに8得点を挙げるのは、昨年8月26日、マーリンズ戦の九回以来。また、1試合17得点は、2023年8月12日のメッツとのダブルヘッダー第1試合で21得点を挙げて以来最多となった。