MLB全体のトッププロスペクトからレッドソックスの新星へ一気に駆け上がったローマン・アンソニーが、今度は国際舞台でのチャンスを得た。
21歳の外野手アンソニーは、右有鉤骨骨折で離脱したダイヤモンドバックスのコービン・キャロルに代わってワールドベースボールクラシックの米国代表メンバーに追加招集された。
2026年ワールドベースボールクラシック
大きな期待が高まる中、トリプルAウースターで豪快な本塁打を量産していたアンソニーは、昨季6月9日にメジャー昇格。才能あふれる左打者は、9月2日に左腹斜筋を痛めてシーズンを終えるまで好パフォーマンスを披露し、71試合(257打数)で打率.292、出塁率.396、長打率.463、8本塁打、32打点をマークした。
2026年シーズンを前に、アンソニーは年齢と経験の少なさを感じさせない総合力で、レッドソックス打線を担う中軸候補と評価されている。
アンソニーはチームメートのギャレット・ウィットロックとともに、星条旗を背負って大会に臨む。
豪華な顔触れがそろう米国代表でスター選手たちとの時間は、アンソニーにとって大きな財産となるはずだ。チームには主将アーロン・ジャッジをはじめ、ブライス・ハーパー、カル・ローリー、カイル・シュワーバー、ボビー・ウィットJr.、そして昨季チームメートとしてアンソニーを支えたアレックス・ブレグマンらが名を連ねる。
レッドソックスの外野とDH陣は“総出”でクラシックに参加する。ジャレン・デュラン(メキシコ)、セダンヌ・ラファエラ(オランダ)、ウィルヤー・アブレイユ(ベネズエラ)、吉田正尚(日本)も各国代表として出場予定だ。
外野陣が一時的にキャンプを離れるため、クリスチャン・キャンベルにはオープン戦で多くの出場機会が与えられる。キャンベルは昨年4月にア・リーグ新人月間MVPを獲得したが、その後は打撃不振に陥り、6月にはシーズン残りを3Aウースターで過ごした。メジャー昇格直後の昨季は二塁守備に苦しんだが、今季は外野に専念させる方針だ。
レッドソックスからは計14選手が国際大会に参加予定で、先発ローテーションのブライアン・ベヨ(ドミニカ共和国)とレンジャー・スアレス(ベネズエラ)も含まれる。2017年大会でプエルトリコ代表のGMを務めたアレックス・コーラ監督は、以前からWBCを支持し、選手を快く送りだしている。
「選手たちが健康で、出場を望むのであれば、われわれは全面的にサポートする」とコーラ監督は語った。
