右腕スキーンズ、苦しみながらも6回2失点で2カ月ぶりの勝利

July 8th, 2026

ブレーブス4-12パイレーツ】ピッツバーグ/PNCパーク、7月7日(日本時間8日)

ポール・スキーンズは記録を作る直前だった。最も、それはいつものような良い意味ではなかった。

5月12日以降の9先発で勝ち星がなかったスキーンズは、MLBキャリアで最悪の時期の中にいた。記録会社エライアス・スポーツ・ビューローによると、この勝ち星なしの期間は、前年のサイ・ヤング賞投手としては歴代2位タイの長さで、ブレイク・スネルとジム・ペリーが持つ最長記録まであと1試合に迫っていた。

2026年オールスターは7月14日(日本時間15日)開催!

しかし、この日は打線が爆発。スキーンズは6回を投げて8安打を許しながらも2失点に抑え、4三振を奪った。約2カ月続いた停滞をようやく断ち切ることができた。

スキーンズは立ち上がり、オジー・アルビーズを三振に仕留め、98マイル(約157.7キロ)を計測するなど、順調に見えた。だが2死からマット・オルソンに二塁打を許し、ドレイク・ボールドウィンに四球を与えると、マウリシオ・デュボンの安打で1-0のリードを許した。

幸運だったのは、その裏にピッツバーグの強力打線が3点のリードを作ったことだ。ライアン・オハーンが右中間席へ満塁本塁打を叩き込み、試合をひっくり返してスキーンズに余裕を与えた。この日のオハーンは6回までで、3本塁打10打点とまさに手がつけられなかった。

スキーンズは初球の速球がストライクゾーンを外れるたび、落胆したようにマウンド上で跳ねた。3度のオールスター選出を誇る右腕は、前回登板でキャリアワーストの自責点7を記録していた。なお、12日(日本時間13日)に登板予定のため(相手もオールスター右腕のジェイコブ・ミジオロウスキーの予定)、14日(同15日)のミッドサマー・クラシックでは登板しない

スキーンズは二回は立て直して2三振を奪い三者凡退に抑え、三回にはアトランタの上位打線に2安打を許して1点を失ったが、それ以上の失点は許さなかった。四回は4-6-3の併殺打を誘って打者3人で終え、オハーンのこの日2本目の本塁打によって広がったリードを守った。

五回にブレーブスが再び好機を作ると、スキーンズはまたも併殺を奪った。六回にはデュボンに二塁打を許したが、得点は許さなかった。

95球(66ストライク)を投げたところで、スキーンズはこの日の登板を終え、スタンディングオベーションを受けてマウンドを降りた。エース登板時の勝利は、本人にとっても、チームにとっても大きな安堵となるだろう。