タイガースのエース左腕タリック・スクーバルが、ハイAウェストミシガンで行われたリハビリ登板に先発し、5回を投げて2安打無失点、6三振。16個の空振りを奪うなど、圧巻の内容だった。
5月上旬に左肘周辺の遊離体(ルーズボディ)を除去する手術からわずか1か月あまりでの実戦復帰となったが、不安を感じさせない投球だった。
この2週間はシミュレーションゲームで球数を重ねながら調整を続けてきた。初回はわずか8球、しかもすべてストライクで三者凡退。先頭のカルロス・サンチェスを97マイル(約156キロ)の直球で空振り三振に仕留めると、レッズ傘下有望株のアルフレド・ドゥーノも98マイル(約158キロ)の速球でねじ伏せた。
- 【“推し”を球宴へ!】8年ぶりに日本語でのオールスター投票が復活
- 日本語の投票サイトはこちら
二回は変化球を織り交ぜながら2つの三振を奪い、速球は99マイル(約159キロ)を計測。球威は負傷前と変わらなかった。
三回にビクター・アコスタに初安打を許したものの、後続を断って無失点。五回には内野安打で走者を出したが、安打は2本でマウンドを降りた。
五回を投げ終えた後はブルペンへ移動し、設定していた約75球に近づけるため追加で投球。予定していた調整メニューを問題なく消化した。
昨季のサイ・ヤング賞左腕は、来週末にもメジャーのローテーションへ復帰する見込み。タイガースは来週、同地区のガーディアンズとの重要なカードを控えており、エースの帰還はポストシーズン争いへ向けた大きな追い風となりそうだ。
スクーバルがハイAウェストミシガンで登板したのは、デトロイトから近距離だったことに加え、天候を考慮した判断でもあった。3Aトレドの遠征先だったアイオワ州デモインは雨予報で、試合は中止。一方でグランドラピッズは天候が安定しており、予定通り実戦登板を消化できた。
