ホワイトソックス、ドジャースへの逆転勝利で快進撃続く

June 14th, 2026

ドジャース4−6ホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド、6月14日(日本時間15日)

ホワイトソックスは、四回2死まで初安打を放てなかった。

ホワイトソックスは、13日(同14日)に山本由伸(27)に完璧に抑え込まれたこともあり、五回まで直近16イニングでわずか1安打にとどまっていた。そして六回を迎えた。

ドジャースの先発エメット・シーアン(26)と救援ジャック・ドレイヤー(27)から3本塁打を含む6連打を放ち、瞬く間に1点ビハインドを6−4の勝利へと変えた。ホワイトソックスはブレーブスとドジャースとの本拠地での連戦を4勝1敗(1試合雨天中止)で終え、レートフィールドでの直近24試合を20勝4敗とした。

ガーディアンズ対タイガースの試合が14日(同15日)に雨天で延期されたため、38勝32敗のホワイトソックスはア・リーグ中地区の首位タイとしてニューヨークでのヤンキース3連戦へ向かう。ホワイトソックスが挙げた2勝は、いずれもビッグイニングで勝利につなげた。

この得点力は、ワールドシリーズを2連覇中の王者から2014年以来となるカード勝ち越しを決めるには十分だった。

14日(同15日)に2安打を記録した遊撃手のコルソン・モンゴメリー(24)は「このチームが『なんてことだ、また無安打に抑えられてしまう』とか『それに近い状態になるかも』と話していたとは言わない」とノーヒット期間を振り返った。

「私たちは攻撃の姿勢を崩さなかった。それこそがベナブル監督や全員が常に説いていることと思う。自分たちのプレーに集中し、攻撃を続けていく」

オープナーのブライアン・ハドソン(29)のあとを受け、2番手として今季の成績を2勝5敗とした右腕のエリック・フェッド(33)は「明らかに重要なシリーズであり、厳しい期間を過ごしてきた。自信が深まり続けている」と話した。

驚きに満ちた今季を通じて、ホワイトソックスは投手陣と守備陣の失点を最小限に抑え、強力な打線に反撃の機会を与えることに長けている。勝利への道筋がわずかでも開ければ、ホワイトソックスは一気に勝利をつかみ取る。

サム・アントナッチ(22)が14日(同15日)の起爆剤となり、アリゾナで放ったランニング本塁打に続き、自身初の柵越え本塁打で六回の猛攻の口火を切った。アントナッチはカウント0−2からこの一発を放った。

ミゲル・バルガス(26)が安打と自身10個目の盗塁で続き、アンドリュー・ベニンテンディ(31)の二塁打で生還した。シーアンに代わってドレイヤーが登板し、サウスサイダーズ(ホワイトソックスの愛称)の初安打となる二塁打を放っていたモンゴメリーが、410フィート(約125メートル)の打球を放ち、今季17本目の本塁打とした。

ブレイデン・モンゴメリー(23)が安打を放ち、チェイス・マイドロス(24)が右翼へ本塁打を放った。マイドロスにとって、その本塁打は自身初となる逆方向への本塁打だった。

コルソン・モンゴメリーは「全員がそのエネルギーと何かが起きるという活気を糧にしている」と振り返った。

「誰かが安打を放ち盗塁することもできたが、サミー(アントナッチ)が本塁打を放って同点に追いついた。それこそチームが必要としていたことと思う。同点に追いつき、本塁打が出た時点でダグアウトの全員がどうにかして勝利をもぎ取る予感を持っていた」

マイドロスは「1年を通じて、決して諦めないという素晴らしい取り組みを続けている」と語った。

「1番から9番まで、9イニングを戦う。毎日、相手に向かっていく。最初の5回を無安打に抑えられても、最後の4回でバットを振っていく。何回に打つかではない。ただ全9イニングをプレーすることに尽きる」

マイドロスはセランソニー・ドミンゲス(31)の背後で重要な守備をこなし、延長戦への突入や敗戦を防いだ。1死一、二塁でアンディ・パヘス(25)のセンターへのゴロをスライディングで捕球し、二塁でアウトにした。

一回に本塁打を放ち、勝ち越しの走者となっていたフレディ・フリーマン(36)は三振に倒れ、ホワイトソックスの本拠地で8カード連続となる勝ち越しが決まった。春季キャンプ中、ドジャースとホワイトソックスは、アリゾナ州グレンデールで施設を共有している。

どちらもMLBに所属しているという事実を除けば、この2チームが過去3シーズンにわたって比較されることはほとんどなかった。しかし、残り92試合となり、人々は2026年のホワイトソックスを球界トップクラスのチームの1つとして受け入れる時期に来ている。

ドジャースのベンチコーチ兼監督代行を務めるダニー・レーマン(40)は「全く異なるチーム。非常に良いチーム」と語った。「今シリーズは昨年や一昨年とは異なるチームになっている。だから相手チームを称賛する」と強さを認めた。ロバーツ監督は娘の大学卒業式で不在だった。

モンゴメリーは「私たちが継続的に勝ち、すべての試合で安定しているからといって、驚きと捉えるのはやめるべきと思う」と力強く話した。

「どこのチームであろうと関係ない。相手を見くびることはしない。自分たちの野球をしていく。驚きとされる日々はもう終わった」