山本、10奪三振でエース対決制す ドジャース突破に王手

October 7th, 2026

【ドジャース3-1ブレーブス】アトランタ/トゥルイストパーク、10月6日(日本時間10月7日)

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦、話題の中心はクリス・セールだった。エースをマウンドに送り込むブレーブスがいかに有利か。そして、1カ月余り前にセールに完封されたドジャースが、どう対応するのか。

しかし、ドジャースにもエースがいた。山本由伸が、セールとの投げ合いを制した。

昨年のワールドシリーズ第7戦を締めくくって以来のポストシーズンでの登板となった山本は、この日7回1失点の好投。チームの勝利に大きく貢献し、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出まであと1勝とした。10奪三振は、昨年のナ・リーグのワイルドカードシリーズ第2戦で記録した9個を上回る、ポストシーズンでの自己最多だった。

「敗退がかかった試合のつもりで、今夜は戦った」と指揮官は語った。

3連覇を目指すドジャースは、地区シリーズを2勝1敗とリード。ポストシーズンの5試合制シリーズで、1勝1敗から第3戦を制したチームは、67例中48例(72%)が勝ち抜いている。現在の「2試合、2試合、1試合」の開催方式による地区シリーズでは、2勝1敗で敵地の第4戦を迎えたチームが、37例中26例(70%)でシリーズを制した。そのうち20例は、第4戦で決着がついている。

第3戦に敗れたチームは、敗退まであと1敗に追い込まれる。デーブ・ロバーツ監督は、その重みを強く意識して試合に臨んだ。セール攻略を狙って打順を組み替えたことからも、その姿勢は表れていた。ただし、山本がマウンドにいる間まで、必要以上に采配を振るうつもりはなかった。

「山本には揺るぎない信頼を寄せている。だから、彼が普段やっていること、これまでやってきたことを発揮できるよう、できる限り任せるつもりだ」と指揮官は試合前に話した。

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ブレーブスは五回、山本をやや苦しめた。1死満塁とし、ドレイク・ボールドウィンの一塁ゴロで1点をもぎ取った。しかし、その回を除けば、山本は完全に試合を支配していた。

「山本は攻めの投球をしていて、ボールを思い通りにコントロールしていた。あのような投球をされると、打者はどうしても抑え込まれてしまう。今日の彼はまさにそれだった。本当に難しい戦いだった」とブレーブスの二塁手オジー・アルビーズは述べた。

ドジャースの投手がポストシーズンの先発で7回以上、10奪三振以上、1失点以下を記録したのは、2025年のナ・リーグのワイルドカードシリーズ第1戦のブレイク・スネル以来。また、日本生まれの投手がポストシーズンの1試合で2桁奪三振を記録したのは、大谷翔平(2025年ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦)、黒田博樹(2012年ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦)に続いて3人目となった。

ドジャースの投手がポストシーズンの先発で7回以上、10奪三振以上、1失点以下を記録したのは、2025年のナ・リーグのワイルドカードシリーズ第1戦のブレイク・スネル以来。また、日本生まれの投手がポストシーズンの1試合で2桁奪三振を記録したのは、大谷翔平(2025年ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦)、黒田博樹(2012年ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦)に続いて3人目となった。

ポストシーズンで山本が登板した11試合のうち、ドジャースは10試合に勝利している。2024年にメジャーの舞台にやってくる前から、日本では大舞台の強さは広く知られていた。MLBでの10月の戦いは3度目。チームメイトからは、すでに絶大な信頼と評価を得ている。

「このような舞台で最も優れた投手の一人になりつつある」と腰の痛みで八回に途中交代となったミゲル・ロハスは語った。

「確かにまだサイ・ヤング賞はとっていないし、リーグで最高の投手ではないかもしれない。でも、彼がマウンドに上がるたびに、最高の投手だと僕らは感じるんだ。何より、チームのためなら、どんなことでもできる投手だ」

それは、昨年のワールドシリーズのようにリリーフとして登板することかもしれないし、通常の5日の休養日よりも早いペースで登板することかもしれない。最も、次戦で決着がつけば、NLDSではその必要はなくなる。

勝ち進むにつれてその必要性は高まるかもしれない。それでも、ドジャースのエースはどんな時でも準備万端だ。