ドジャースが14年連続でポストシーズン進出を決めた。
過去6度のワールドシリーズを3度制覇。今年も、その数字をさらに増やすため、1998〜2000年のヤンキース以来となる3連覇を目指す。
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シーズン終盤には、注目すべき話題が数多くある。その筆頭が、左膝と右上腕二頭筋のけがが長引き、15日間の負傷者リスト(IL)に入っている大谷翔平の状態だ。
ナ・リーグ西地区を制したドジャースが、再びワールドシリーズへ向かう上での注目点を紹介する。
ポストシーズンのロースターはどうなる?
投手陣の構成は、ドジャースが第1ラウンド免除を勝ち取り、ナ・リーグ地区シリーズへ直接進出できるかどうかに左右されるだろう。ただ、どちらにしても強みは先発ローテーションにあるため、多くの先発投手を登録し、救援で柔軟に起用することが予想される。
球団トップ有望株のホスエ・デポーラはメジャーデビューを果たしたばかりであり、現時点でメンバー入りを予想するのは早いかもしれない。しかし、ドジャースのベンチには試合の流れを変えられる左打者が不足しており、デポーラがレギュラーシーズン最後の数週間でその役割をつかむ可能性は十分にある。
捕手(2人):ウィル・スミス、ハンター・フェドゥーシア
一塁手(1人):フレディ・フリーマン
二塁手(1人):トミー・エドマン
遊撃手(1人):ムーキー・ベッツ
三塁手(1人):マックス・マンシー
外野手(3人):テオスカー・ヘルナンデス、アンディ・パヘス、カイル・タッカー
二刀流選手(1人):大谷翔平
先発投手(4人):山本由伸、タリク・スクーバル、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー
ポストシーズンはいつ始まる?
ナ・リーグのワイルドカードシリーズは9月29日、地区シリーズは10月3日に開幕する。
ドジャースに残された目標は?
ドジャースは過去14シーズンで13度目となるナ・リーグ西地区優勝を決めた。次に目指すのはワイルドカードの免除、つまりはナ・リーグ上位2チームの一角を確保することだ。
ポストシーズンの先発ローテーションはどうなる?
山本由伸、タリク・スクーバル、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーが、今年の「四本柱」を形成する。登板順はまだ決まっておらず、山本が中5日以上での先発に慣れている一方、ほかの3人は中4日でも問題なく登板できることが影響すると考えられる。もっとも、昨季のワールドシリーズでは休養日など山本に関係なかったが。
大谷の最新状況は?
大谷のIL登録は9月8日にさかのぼって適用されており、9月23日から復帰可能となる。その場合、レギュラーシーズンで5試合に出場し、ポストシーズンに向けて状態を調整できる。数日間スイングを控えた後、15日に打撃練習を再開しており、レギュラーシーズン中の復帰が現実味を帯びてきた。
負傷中の選手の状態は?
大谷に加え、ドジャースはエドウィン・ディアス(首の炎症)、佐々木朗希(右手中指のまめ)、アンディ・パヘス(左手骨折)がレギュラーシーズン終了前に復帰すると見込んでいる。ダルトン・ラッシング(右肘の違和感)も復帰する可能性があるが、起用は打者に限定され、捕手としては出場しない。
重要な局面での好投で台頭したエドガルド・エンリケスは、腰部の違和感によってレギュラーシーズンを他の選手より早く終えた。画像検査では軽度の筋損傷が確認されたが、ドジャースはポストシーズンでの復帰を期待している。
まだ決まっていないロースター枠は?
最後の控え野手枠は、まったく固まっていない。ドジャースはデポーラを登録する可能性があるが、ラッシングとアレックス・コールも候補となる。試合の流れを変えられる打者に枠を使うのか、それとも走力や守備力で貢献できる選手を選ぶのかが、判断の分かれ目になりそうだ。
ブルペンにも空きがあるとみられる。重要な場面で信頼されているタナー・スコット、エドガルド・エンリケス、エバン・フィリップス、ジャック・ドライヤー、ブロック・スチュワート、アレックス・ベシアは当確に近い。エンリケスがポストシーズンに間に合わなければ、さらに一つ枠が空く。ジャスティン・ロブレスキーと佐々木朗希は今季の大半を先発として過ごしたが、ポストシーズンでは救援の選択肢となる。ただし、ロブレスキーは後半戦で安定感を欠いており、佐々木についてもILから復帰後の状態を見極める必要がある。クリス・ブビックも、残りの登板次第でポストシーズンのブルペン入りを勝ち取る可能性がある。
誰が守護神を務めるのか?
エドウィン・ディアスはドジャースの「クローザー問題」を解決することが期待されたが、ここまでは、むしろ問題を増やす結果となっている。ILから復帰後は、まず重要度の低い場面で起用され、調子を取り戻すことになる。ただし、改善を示せなければ、ポストシーズンのロースターから完全に外れる可能性もある。ドジャースはポストシーズンで固定の抑えを置かず、相手打者との相性に応じて投手を使い分ける可能性が高い。レギュラーシーズンの成績に基づけば、セーブ機会で起用する最有力候補はスコットとエンリケスだ。
