粘り強さと勝負強さ、バウアーズがNLCSのMVPに輝く

3:41 AM UTC

【ブルワーズ6-4ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、2026年10月15日(日本時間10月16日)

ジェイク・バウアーズの2つの打席が、2026年のナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)を象徴していた。

試合の流れを変えた打席と、チーム最多の6打点。その活躍が評価され、バウアーズがNLCSのMVPに選ばれた。

ブルワーズのワールドシリーズ出場は44年ぶり。リーグ優勝決定シリーズでMVP受賞者が生まれるのは球団史上初だ。1982年にア・リーグ優勝を果たした際は、敗れたエンゼルスのフレッド・リンがMVPに選ばれた。

26本塁打、86打点と自己最高のシーズンを送ったバウアーズは、NLCSでも好調を維持した。全4試合で安打を記録し、この日の第4戦では、四回に2点エンタイトルツーベースを放ち、点差を半分に縮めた。五回には満塁で押し出し四球を選び、同点の走者を迎え入れた。

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1シリーズ6打点は、以下の選手たちと並ぶ球団のポストシーズン最多タイ記録となった。

  • ジャクソン・チョーリオ(2026年NLDS、2025年NLDS)
  • ライアン・ブラウン(2011年NLCS)
  • セシル・クーパー(1982年ワールドシリーズ)
  • ロビン・ヨーント(1982年ワールドシリーズ)

活躍はこの日だけではない。

第2戦の三回には、右腕の山本由伸を相手に12球、実に7分4秒粘った末に四球を選んだ。その後、キャプテンのクリスチャン・イエリチが勝ち越しの2点適時打を放ち、山本を三回途中で降板に追い込んだ。ブルワーズは7-4の勝利を収めた。

31歳のバウアーズは、第3戦でも再び粘りを発揮した。サイ・ヤング賞を2度受賞した左腕ブレイク・スネルの11球目を右翼フェンスの向こうへ運ぶ、勝ち越し2ランをマーク。6-2の勝利に大きく貢献した。

投球数の記録が始まった1988年以降、ポストシーズンで1打席の11球目以降に放った本塁打としてはこれが6本目。また、同一ポストシーズンの連続する2試合で11球以上の打席を記録した選手としても、2003年NLCSのアラミス・ラミレスに次ぐ2人目となった。