大谷翔平、5日間の休養を経てポストシーズンへ

12:48 AM UTC

ワイルドカードシリーズ免除による休養期間をはさめば、大谷翔平は再び打線の先頭で大きな存在感を発揮してくれる。ドジャースはそう確信している。

長引く右上腕二頭筋と左膝の不調により負傷者リストに入っていたが、先週、最短の15日間で復帰。その際、球団が最も重視していたのは成績ではなく、スーパースターが健康な状態でレギュラーシーズン最後の5試合を終えることだった。

大谷はその条件を満たした。シーズン162試合目から、ドジャースタジアムで開幕するナ・リーグ地区シリーズまでは5日間の休みがある。ドジャースは、ポストシーズンが始まるころには、大谷の状態はさらに良くなっていると考えている。

「体の状態は、すべて非常に良好だ」とブランドン・ゴームズGMは29日(日本時間30日)、Zoomでの取材に答えた。

「復帰後のスイングも、全体的にいい状態だった。この5日間を使って練習を重ね、いい感覚でシリーズを迎えることがとても重要になる。ただ、今も非常にいい状態だと感じている」

負傷者リストから復帰後の5試合では、21打数5安打、打率.238、長打1本、8三振、1四球。限られた試合数で結果にはばらつきがあったものの、デーブ・ロバーツ監督は、打席の内容は全体的に良くなっていたと感じている。

また、指揮官としては今週、大谷が実際の投手を相手に5〜7打席に立ち、投手との対戦を再現するトラジェクトマシンでも打撃練習をすることを望んでいる。休養を取り、試合よりも条件を調整しやすい環境でスイングに向き合う時間が増えることで、初戦から本領を発揮すると期待している。

「この2カ月で最もいい状態の翔平が見られると確信している」とロバーツ監督はこの日のZoom取材で話した。

「負傷を抱えていたことを考えると、それほど高い基準ではないのは分かっている。ただ、ここしばらくで最も健康な状態にあると思う。トレーニングスタッフからも、日ごとに良くなっていると聞いている。まず、打線にいるだけで相手にとって脅威になる。それに、実際のパフォーマンスも、私たちが期待するものになると思っている」

大谷は負傷者リスト入り前の24試合で打率.198、109打席で34三振を記録した。この期間は、投手復帰へ向けて調整を本格化させようとしていた時期と重なる。それまでは、MVP獲得の有力候補の一人だったが、負傷と不振によって事実上その争いから後退した。しかし、シーズンを打率.275、OPS.889、チーム最多の30本塁打で終えた。

シーズン前半と同じ水準までには戻れないかもしれない。それでもロバーツ監督は、体調が良くなれば、大谷はより大きな成果を残せると信じている。

「私にとっては、とにかく健康状態だ。万全ではない状態が続くなかで、彼は何とか対処しようと、できることをすべてやってきたと思う。これからは、ここしばらくで最も健康で、いい感覚を持った状態になれると思っている」とロバーツ監督は話した。