ベネズエラは2026年ワールドベースボールクラシック決勝でアメリカを破り、同国初の優勝を成し遂げ、大会を歴史的な形で締めくくった。
大会終了後にはオールトーナメントチームが発表された。投票は大会を取材した世界中の放送関係者やメディア、さらに公式記録員によって行われた。各ポジション1人ずつの野手9人と投手3人が選出された。
以下がそのオールトーナメントチームである。
捕手:オースティン・ウェルズ(ドミニカ共和国)
主な成績:2本塁打、OPS1.086
ヤンキースの控え捕手は、スター揃いのドミニカ打線の中で印象的な活躍を見せた。最大の一打は準々決勝での3ランで、韓国に対する10-0のコールド勝ちを決定づけた。
一塁手:ルイス・アライズ(ベネズエラ)
主な成績:打率.308、OPS1.059、10打点
大会を通じてチームの得点源となり、これまでのイメージにはない長打力も見せた。プールラウンドのイスラエル戦では2本塁打と2二塁打を放ち、5打点を記録した。
二塁手:ブライス・トゥラング(アメリカ)
主な成績:打率.364、二塁打4本
チームメイトのスター選手たちほどの知名度はなかったかもしれないが、大会では重要な役割を果たし、22打数8安打を記録した。
三塁手:マイケル・ガルシア(ベネズエラ/大会MVP)
主な成績:打率.385、10安打
ベネズエラ打線で2番を務め、全打者トップとなる10安打を記録。その中でも最大の一打は、準決勝のイタリア戦で七回に放った勝ち越し打である。若き三塁手がWBCのMVPに輝いた。
遊撃手:エゼキエル・トーバー(ベネズエラ)
主な成績:打率.471、8安打
プール初戦では先発出場しなかったが、初スタメンとなったイスラエル戦で3安打を放ち、その後の日本との準々決勝でも3安打(うち二塁打2本)と存在感を示した。
外野手:ロマン・アンソニー(アメリカ)
主な成績:OPS.920、2本塁打
コービン・キャロルの負傷により追加招集された21歳の若武者が、その機会を最大限に活かした。準決勝のドミニカ共和国戦での勝ち越し本塁打を含む2本塁打で打線を支えた。
外野手:フェルナンド・タティスJr.
主な成績:OPS1.238、2本塁打、11打点
強力なドミニカ打線の1番打者として、2本塁打、11打点を記録。さらに6四球を選び、攻撃の起点として機能した。
外野手:ダンテ・ノリ(イタリア)
主な成績:OPS1.185、打率.400
イタリアの躍進に貢献した選手の一人であり、打率.400、6打点を記録した。
DH:大谷翔平(日本)
主な成績:3本塁打、7打点
日本は連覇を果たすことはできなかったが、大谷は4試合で3本塁打を放つなど、その役割を十分に果たした。
投手:ポール・スキーンズ(アメリカ)
主な成績:2勝0敗、8回1/3、1失点
スキーンズはWBCでの2登板どちらでも圧倒的な投球。特に重要だったのは2度目の先発となった準決勝のドミニカ共和国戦で、強力打線相手に4回1/3を投げて1失点に抑えた。
投手:ローガン・ウェブ(アメリカ)
主な成績:2勝0敗、8回2/3、1失点
ウェブはスキーンズとともに強力な1・2番手を形成し、ほぼ同様の成績を残した。8回2/3を投げて1失点、2試合とも勝利投手となり、11奪三振を記録した。
投手:アーロン・ノラ(イタリア)
主な成績:9回、1失点、8奪三振
エースの台頭を必要としていたイタリア代表の期待に存分に応えた。2試合で計9回を投げてわずか1失点に抑え、チームの躍進を支えた。
