【ヤンキース3-0ジャイアンツ】サンフランシスコ/オラクルパーク、3月27日(日本時間28日)
ヤンキースの主将アーロン・ジャッジにとって、新たに導入された自動ボール・ストライク判定(ABS)システムは大きな恩恵を受ける可能性がある。2026年の2試合目で早速それを証明した。
ジャッジは六回の打席で、メジャーリーグの試合で初めてチャレンジを行い判定を覆すと、そのチャンスを最大限に生かし、ジャイアンツのロビー・レイから先制の2ランを放った。
この一打がジャッジにとっての今季初安打。7-0と打線が爆発した開幕戦では4三振を喫し、「史上初めて現役MVP選手がシーズン初戦で4三振」という不名誉な記録を作っていた。そんな嫌なムードを払拭するのにこれ以上ない一打となった。また、この一発はチームにとっても今季第1号だった。
ジャッジはカウント1-0から、レイが低めに投じたスライダーに対してチャレンジ。判定が覆り、カウントは2-0になった。その後の7球目、フルカウントから93マイル(約150キロ)のフォーシームを捉え、打球速度109.1マイル(約176キロ)、スタットキャスト計測で405フィート(約123メートル)の一発を左翼スタンドに叩き込んだ。
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その後、六回1死でジャンカルロ・スタントンも左翼へのソロを放ち追加点。ジャッジとスタントンが同一試合で本塁打を記録したのは(ポストシーズン含め)通算60度目となった。2人が打った試合では53勝7敗と圧倒的な勝率を誇る。
記録会社エライアス・スポーツ(Elias Sports Bureau)によると、同一試合でのチームメートによる本塁打最多記録は、エディ・マシューズとハンク・アーロンの76回。ベーブ・ルースとルー・ゲーリッグの75回がそれに続いている。
投げては先発のキャム・シュリットラーが圧巻の投球。5回1/3を投げ、無失点、8三振、1安打、無四球と完璧だった。25歳の右腕は昨季後半戦にブレイクし、ポストシーズンでも圧巻の投球を披露。今年2月には背中の痛みにより数日調整が遅れたが、状態の良さを示した。
